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カテゴリー別アーカイブ: 製作実績

壊れた機械の部品を急ぎで3個製作して納品

機械部品

某修理業者様からのお問い合わせがきっかけの事例です。ある機械のアタッチメント部品が破損してしまっているのですが、修復がなかなか難しい状態でした。

 

機械部品が壊れたので機械を動かせない!

 

アタッチメント 破損

機械部品は、上の写真のように、ネジ穴周りがボロボロになっていました。機械を稼働させている時には、ネジ穴周りに力がかかりやすく、それがこの機械部品の破損の原因だと思われます。

 

今回ご依頼をくださった修理業者様からは、サイズや穴の直径などが書かれた機械部品のスケッチをいただいていたのですが、正確な寸法や曲げの角度などが分からなかったので、製作をすることができませんでした。

 

スケッチだけではちゃんとした機械部品を製作することが出来ないので、当初依頼をして頂いた修理業者様に相談すると、修理業者様にご依頼をされた機械メーカー様が弊社の近くにあり、途中から直接やり取りに変わってサンプルを持ってきて頂きました。

 

実際の機械を見ていないので、この機械部品がどこにつけられていて、どういう働きをする部品なのか分からないのですが、機械メーカー様のお話いわく「これがないと機械を動かすことが出来ない!」というとても重要な部品だったそうです。

 

生産に関わる機械を動かせないということは、仕事を進めることが出来ないということですので、機械メーカー様は大変お困りでいらっしゃいました。

 

破損した部品をサンプルとして持ち込んでくださったのは週末でしたが、「何とかしてあげたい!」と思い、今回は特別に急ぎで、週明けすぐに納品できるように、新しい機械部品(3個)を製作しました。

 

ステンレスのアタッチメント部品を切削加工で製作

 

新しい機械部品はステンレスを切削加工し、滑らかでキレイになるように仕上げました。直接機械メーカー様からサンプルをお借りしたので、形状が分かり辛かったところも正確に製作することが出来ました。

 

また、サンプル品を頂けた事で、どの程度の強度が必要になのかがある程度分かりましたので、劣化のしにくいステンレスを用いて、全部で3つの機械部品は週末中に製作し、週明けには無事に納品することが出来ました。

 

もし、機械の現物を見せて頂くことができれば、機械部品の破損の原因が分かることも多いので、その機械に合わせた壊れにくい部品になるように、工夫してお作りできたかもしれないのです。

 

しかし、今回は何よりもすぐに納品することが最優先でした。

 

工夫や改良を行うことが出来なかったので、少し残念ではありました。ですが、早く機械部品を納品してお客様に喜んで頂くことは出来たので、良かったです!

 

機械部品の加工なら杉原産業まで!

YKKのファスナーを指定された型番で200本加工

カバンなどを作るアパレルメーカー様から、国内で多くのシェアを誇るYKKのファスナーの型番・色番号を指定で200本納品するご依頼をいただきました。

ファスナー1

色番号:501 & 512

型番号:3Gファスナー

(YKKファスナーは生地・ムシ・引き手などを含めて1つの型番です)

加工した長さ:35cm

 

YKKのファスナーはもともとは長尺の商品で、カバンや洋服など使いたいアイテムに合わせて長さをカットし、ムシ(務歯)とり等の加工を行う必要があります。

 

ファスナーの加工に関してはその商品の特性上、細かい作業が多くなるので小ロットで受けてくれる会社が少なく、1,000本や2,000本など大量の注文から受注可能としている会社が多いのが現状です。

 

しかし、杉原産業では他の会社で断られたという方のお手伝いを喜んでさせていただいているので、小ロットからの注文でもお受けしております

 

長いファスナーをカットし、ムシ取り加工を行う必要がある

 

長尺のファスナーのカットと一緒に行ったムシとり加工。ムシとは、ファスナーの引き手をスライドさせたときに開けたり閉じたりするパーツのことです。エレメントと呼ばれることもあります。

 

ファスナー ムシ

※この写真はムシの加工を行った後の状態です。

 

ファスナーのムシは、加工前の状態だと生地の端まであり、この写真のような状態にするにはムシ取り作業を行い、写真のように生地を少し余らせるように加工を行う必要があります。

 

ムシとり自体はそれほど難しい作業ではなく、機械を使わなくても、喰いきりやニッパーなどの工具を使えば、簡単に取ることができます。

 

しかしムシのついている間隔は狭く、取り外しを行う数が多いことから、100本も200本も細かいムシとりを自力で行うのは大変です。また、販売する商品に使う場合は正確に加工しなくてはいけないので、慣れない方がこのムシ取りを行ってしまうと生地を傷めたり、ムシで小さな穴をあけてしまったりする恐れもあります。

 

だからこそ、ファスナーの品質を安定させるために、数が増えれば増えるほど、加工業者などに依頼を出される方が多いのです。

 

杉原産業ではファスナー引き手の取り替え・加工にも対応

 

今回のご依頼ではファスナーの型番号・色番号・長さのみを指定で、他のご要望はありませんでしたが、杉原産業ではこのファスナーの引き手を付け替えることができます。

ファスナー 加工ファスナー その2

 

杉原産業には、様々なファスナー引き手の取り扱いがあります。また、杉原産業は金属加工の会社なので、お客様がデザインされたオリジナルの引き手など過去にもたくさん製作しております。

 

また、オリジナルの引き手となると小ロットの場合が多いかと思いますが、弊社は小ロットのご注文も喜んでお受けさせていただいていますので、「他の加工会社では断られてしまった」という場合でも、お気軽に「こんなんできますかー?」と一度ご相談ください。

 

ファスナーの加工なら杉原産業まで!

元の形が分からないコートのボタンを修理

コート ボタンつけ



※ボタンの復元修理後の写真です。

「一点もののコートのボタンがなくなってしまった!」

 

「ふと気づいたら、お気に入りのお洋服のボタンがなくなっていた」なんていう経験はありませんか? 替えのボタンを持っていれば修理は簡単ですが、替えのボタンを捨ててしまったりして、無いことも多いですよね。

今回のお客様がお持ちになったのも、ボタンが外れてしまったコート。

ボタンというよりは留め具というイメージかもしれませんが、コートの生地に残っているパーツからは元のデザインが分からず、お客様もはっきりとは覚えていらっしゃらない状況でした。

 

お客様の近所のボタン屋さんでも元の形が分からなくてはお手上げということで、困って弊社に修理のご依頼をくださいました。

 

コートのボタン跡から推測できる形のボタンを製作

 

コートに残ったボタンのパーツからは、全体としてのボタンの形は分かりませんでした。コート生地に残っているボタンの跡や他のボタンを見ながら、元の機能やデザインをイメージし、「こういう感じだろうか?」「それともこうだろうか?」と試行錯誤して、ボタンを製作しました。

 

出来上がり ボタン

出来上がったボタンはこちら。

大きさ:約W,40mm×H,15mm×D,5mm

中(稼働部の周り)にバネが入っています。フックを開け閉めする際にバネが伸縮する仕組みになっています。

 

このボタンの製作時のポイントは、バネの強弱の調整です。

バネが強すぎるとフックが硬くなり、コートを着るたびに力をこめて開け閉めしなくてはいけないので大変です。逆にバネが弱すぎると、フックが緩くなってすぐに外れる可能性もあります。

こういった事から試行錯誤して、コートのデザインと合わせて、ちょうどいい力加減でフックの開け閉めができるようバネの強さを調整しました。

 

切削や挽物加工のノウハウがあるからボタンを復元できた

 

一点もので元の形が分からないボタン修理のご依頼でしたが、お客様には満足しOKをいただくことができました。

 

杉原産業は、今回のようなボタンなどの、細かいパーツづくりも得意です。その理由は、金属の切削・挽物加工に自信があるからです。

 

ろくろのような機械に加工したい金属をあてがい、丸く削っていくことはできますが、例えば6角や3角にキレイに加工するには、職人の腕が必要です。

 

コート ボタン

また切削に使う刃物にも工夫をこらし、表面が滑らかで美しい仕上がりになるようにしています。

 

コート ボタン2

今回のケースのように「元の形が分からない」という場合は、弊社が元のデザインや機能を想像して、ぴったりのオリジナルパーツを製作させていただくこともできます。

想い入れのあるコートなどで、「古い一点ものだからもうボタンが無い」と諦める前に、一度ご相談ください!

 

金属加工なら杉原産業まで!

形と寸法が不明だった可動式金具の製作

完成

可動式金具の完成イメージがうまく伝わらずどこに行っても製作依頼を断られてしまう

 

今回は、ホームページからお問い合わせで大阪の企業様から頂いた、「野外照明に使う可動式の金属部品の製作」の依頼を紹介いたします。

こちらのお客様は、もともと他の業者に完成イメージを伝えて相談をされていましたが、イメージを十分に伝えるのが難しく、「どのようなものを作りたいのか?」を理解してもらえずどこに行っても「わからない」と断られしまい途方にくれていました。

 

実際に作ったことがない人にとって、作りたいものを人に正確に伝えることは簡単なことではありません。最初に完成イメージをお聞かせいただいた時に、どのような形にすれば良いのか我々もイメージがつきませんでした。

 

しかし、ここで他の業者と同じように「わからない」と断ってしまえばきっとお客様は困ってしまう。今までも他の業者に「できない」と断わられて、困ってしまうお客様を幾度となく見てきました。今回も、お客様のご要望になんとかお答えして喜んでいただきたい一心で、ご依頼をお受けすることにいたしました。

 

丁寧なやり取りで「作りたい物」をお客様と一緒に形にする

 

お客様の依頼の形としては、色々なタイプがあります。実際にある物を持ち込んで頂いて「これと同じものを作って欲しい」といった依頼や、図面をお持ちいただき「これを作って欲しい」といった依頼、また「こんな物を作って欲しい」と口頭でお伝えされるお客様などもいらっしゃいます。

 

今回は「自由に角度が変えられて重量物でも支えられる野外照明器具の支え部分」を作って欲しいとのご依頼で、もともとお客様に提出いただいた完成イメージでは、お客様の思い描くイメージがわからなかったので、図面引きをするところからやり直しました。

 

個数は39個で野外で使用するための器具になるとの事でしたので錆びないように、メッキ加工を施し、ボルトの緩みを防ぐために、ボルトを止めるナットを2つ取り付けて緩みにくくするダブルナットを採用いたしました。

 

まず最初に、お客様のイメージを形にして、より細かいやり取りをするためにサンプルを製作いたしました。そのサンプルをお客様に送って少しずつ試行錯誤を重ねながらお客様の理想の形に近づけていきました。

※写真左がサンプル

サンプル

他で制作を断られて諦める前に杉原産業まで

なんとか出来上がると「助かった。なんとか納期に間に合ったよ」と大変喜んで頂きました。
杉原産業では、今回のお客様に限らず「作れないだろうなぁ」「他の業者に断られた」といったようなお悩みでお困りのお客様も多くいらしゃいます。
諦める前に、杉原産業までご相談下さい。

可動式金属部品製作はこちらから!

アクセサリーパーツ問屋には無いオリジナルなパイプを製作できる

いろいろな形に加工したパイプ

お客様の頭の中にイメージしてるアクセサリーパーツをオーダーメイド

アクセサリーなどには様々なパーツが使われているものがあります。
細かなパーツとパーツを組み合わせて作られたネックレスやピアスなどをもたくさんあります。

そのようなアクセサリーなどをご自身で作られていたり、デザインをされている方の中には、パーツの1つ1つにもこだわりを持たれている方も多いかと思います。

こだわりを持ってアクセサリーパーツのお店や問屋さんを巡っても、実際には理想のパーツがなかなか見つからないといったこともあるでしょう。

そんな方にはオーダーメイドのパーツがオススメです。

  • 「こういうパーツが欲しい」と図面やデザインができている方
  • 「こんなパーツがあればいいな」と頭の中に漠然としたイメージを持たれている方
  • 「どんなパーツがあれば手作りでアクセサリーができるだろう」とお悩みの方

これらの方は、問屋さんなどのたくさんのお店を探すより、これを作ってほしいと依頼する方が早いかもしれません。

杉原産業では、そのような方のアイデアやイメージを実現するために、オーダーメイドでのお客様が求められている独自のパーツを製作しています。

意外と難しいアクセサリーパーツなどに使われるパイプの加工

アクセサリーなどに使用されるパーツには、ビーズやチェーン、ラインストーンや金具など、いろいろな種類がありますが、今回はパイプについて説明させて頂きます。

パイプを使ったアクセサリーというと、ネックレスやイヤリング、ブレスレットなど、いろいろあるかと思いますが、パイプをこれらのアクセサリーのパーツに加工するには、意外と難しいことがあります。

パイプを曲げるとしても、潰れないようにきれいに曲げるのか、わざと潰れ気味に曲げるのか、丸く曲げるのか、カクカクした感じで曲げるのか、お客様のご依頼によって様々です。

次に、バリ取りという工程があります。
「バリ」と呼ばれる切断など材料を加工する際に発生する突起、かえりをきれいにして、切断面を平らにします。

その後、メッキなどで仕上げるなど、お客様のイメージに合わせたパーツを製作していきます。

 

いろいろな形に加工したパイプ 横

見えないところにも使われているパイプのパーツ

加工が難しいパイプですが、実はいろいろなところに使われています。

アクセサリーだけでなく、ランドセルの背中部分に形状を固定するために入っているものも
加工されたパイプです。

その他、バッグでも金具としてパイプを使用したり、パイプをリング状にした持ち手の
おしゃれなデザインのものもあります。

機能性を重視した用途としても、アクセサリーなどではデザイン性を重視した用途で
パイプは使われています。

材質も形も数量も柔軟に対応

R付パイプ 3×40

一口にパイプといっても、その材質は鉄・ステンレス・真鍮(しんちゅう)・アルミなど、いろいろあります。

様々な素材でできたパイプに対して、リング状にしたり、真っすぐにしたり、その形状も幅広く対応できます。

真鍮のパイプなどであれば、納期も最速で10日~2週間程度で対応可能です。

欲しいパーツの図面がなくてもイメージはある、どんなパーツが必要かは分からなくても作りたいものがある、ありものではないオリジナルなアクセサリーを作りたい方はぜひ一度、杉原産業までお問い合わせください。

杉原産業は難しい加工でも、「やります!」「出来るように考えます!」という精神でお手伝いをさせていただきます。

0.3mmの細い穴に使える糸通しを微細加工で製作

微細加工でつくった糸通し

タナゴ釣りで使うウキへの糸通しを製作できませんか?

今回、大阪の企業様から、「タナゴ釣りで使うウキへの糸通しを作れませんか?」とお電話を頂きました。

どのようなものか分からないのと、近くだったので直接お伺いをさせていただきました。

そこで出てきたものがこのようなものでした。

タナゴ釣りの仕掛け



タナゴ釣りをされる方は良くご存知かもしれませんが、その仕掛けのウキは比較的細い穴になっており、非常に糸を通しにくくなっています。

そして、このウキに糸を通しやすくするための糸通しを作ってほしいという事でした。

ただ、糸通しはどんな形にしたいのか?といったような指定は一切なく、先ず渡されたウキのサンプルが、0.6mmの穴のもので、これに糸を通しやすくするものを作ってほしいといった目的だけで依頼を受ける事になりました。

1週間程でサンプル製作後に提出すると更に細いものの要望が

杉原産業が得意とする微細加工を施してから、冶金で糸を通す時に折れたりしないように強化をして製作しました。

糸通し全体



形状の指定も無かったので、できる限り利用しやすく、細長いウキでも対応できるように長めに作りました。

糸通しというと裁縫道具の糸通しを想像する方もおられますが、今回のものはピックの先を鉤爪状にしたものです。

そして実際にこれをお客様に提出させていただきました。

そうするとお客様から、「まだ細いものあったんですけど…さすがにこの細さのものはできませんよね…」と、0.3mmという当初の半分の細さのウキが出てきました。

ただ難しいものでもデキル自信があったので「やりますよー」とお返事をさせていただいて、実際に製作をさせていただきました。

本当は、0.6mmから一気に0.3mmの依頼があったのではなく、0.5mm、0.4mmとサンプルを製作するたびに細いものを見つけては、またサンプルを製作するというような事を繰り返して、最後に0.3mmの依頼が来たというわけです。

0.3mmの糸通しは杉原産業独自の微細加工で製作

0.3mmというと写真では取れないようなサイズですが、なんとかマクロ撮影をしてみました。

0.3mmの糸通し



このようなサイズで、1mmの半分以下のサイズという事がお分かりいただけるかと思います。

そして先端が鉤爪状になっていることもお分かりいただけるのではないでしょうか?

さすがにこれだけ微細な加工をする場合、強度に気を配らなければいけません。

その為、杉原産業独自の微細加工を用いて、更には冶金で焼いて冷やしてを繰り返して強化をしました。

こうして最初の依頼を頂いてから2週間程の時間が掛かりましたが、目的だけだったところから製品を作る事に成功しました。

0.3mmの微細加工は色んな製品で利用できる

今回はタナゴ釣りのウキの糸通しを製作しましたが、杉原産業の微細加工の技術力は、色んな製品開発や本当に様々なものに利用できます。

更に細かいだけでなく精度や強度にもコダワリを持って製作しているので、お客様の要望に合わせた加工を施す事も可能です。

かなり細かいものであっても、目的を明確にお持ちであれば、形などが決まっていなくても今回の様に製作をさせていただく事ができます。

釣り具だけでなく微細加工は杉原産業にお気軽にご相談ください。

予算に合わせて製作コスト削減に成功したL字金具の製作

L字金具

このL字金具を製作していた業者ができなくなったから製作してもらえませんか?

今回は、とある企業の方から、「前までやってくれてたところがL字金具を製作できなくなったから製作してもらえませんか?」とお問合せをいただきました。

すぐに「できますよ!」と回答をさせていただき、「どんなL字金具ですか?」と聞かせていただくと、「図面などはないので見本でもよいですか?」と言う事だったので、見積りを出してすぐに送って頂きました。

お客様はすぐにL字金具の見本を送って頂いたようで、2日ぐらいで届きました。それからすぐに製作に取り掛かりました。

なぜ、即答で「できますよー!」とお返事をさせていただくかというと、前まで製作をしていた業者が急にできなくなるという事はよくあるみたいで、このようなお問合せを良くいただいております。そして、毎回そのたびに小ロットだろうが、難しい製作だろうが請けてきました。

ただ、別の業者で作れていたものであれば、杉原産業でもできるという自信があり、困っている人の助けになりたい!という想いから請けさせていただいております。

予算に合わせたL字金具の製作方法

依頼された製作個数は1,000個でした。

L字金具を作る場合、強度などの兼ね合いから、プレス加工をすることがほとんどです。

そして、ある一定以上の耐久性や耐食性が必要なので、メッキ処理も大切です。

しかし、通常通りの製作方法で、型を作ってL字金具を成形し、メッキ加工をするとなると、制作物にもよりますがある一定数以上のロット数が無いとなかなか単価を下げることができません。

今回も、お客様の予算では通常の方法で製作するのは難しい状況でした。

そこで、使う材料を少し工夫をしました。

メッキ加工のいらないボンデ鋼板で製作コスト削減

通常の型を作って、成形して、メッキ加工をするという工程のメッキ加工をしなくても済むようになる材料があります。

それは、あらかじめメッキ加工を行われているボンデ鋼板という素材を使う事にしました。

このボンデ鋼板に行われているメッキ加工は、電気亜鉛メッキといい、メッキ後も元の素材の加工性を残した状態かつ、加工をおこなってもメッキの剥離を起こさないという材料です。

その為、製作工程を一つ減らすことができ、耐久性などを維持した状態でコスト削減ができるわけです。

かといって、今回の利用目的に対して利用できる製作コストを下げる方法だったので、製作するものによって適切な方法が異なります。

杉原産業は金具などの製作で困った人の味方

ちょっと予算が不安だけど…そんなお悩みでも大丈夫です。

他の製作業者ではできないといわれたけど…それでも大丈夫です。

杉原産業は、他の業者さんでもできなかったことをできる事が多いです。

もちろん、100%できるとは言えないですが、金具加工で困ったら一度杉原産業までご相談ください。?

金メッキのオーダーメイドアクセサリー

金メッキのオーダーアクセサリー

金メッキのアクセサリーをオーダーメイド

  • 素材:真鍮
  • サイズ:9cm
  • 加工法:真鍮キャスト
  • 仕上げ:ニッケルメッキ後に金を電気メッキ

 

POLE?GARLという金色のアクセサリーを9cmのサイズで作ってもらえませんか?と、お客様からお問い合わせを頂きました。

実はこのお客様、前に人型(ポールガール)のオーダーでアクセサリーチャームを製作したお客様で、前回の仕上がりが気に入ったという事もあり、再度ご依頼を頂けたようでした。

前回のアクセサリーチャームが気になる方はこちらをご覧ください。
⇒ ペンダントトップにもなる真鍮の人型アクセサリーチャームを製作

簡単なデザインをお客様から送って頂けていて、作り方は任せるということでした。

真鍮キャスト(ロストワックス鋳造)でコスト削減

お客様から伺っている予算と納品点数を考えると、プレス加工などはできません。

その為、できるだけ安く、その中で最高のオーダーメイドアクセサリーとなるように、真鍮キャスト(ロストワックス鋳造)での成形を行うことにしました。

真鍮キャスト(ロストワックス鋳造)とは?

ロストワックス鋳造(ロストワックスちゅうぞう、英語:lost-wax casting)とは、ロウ(ワックス)を利用した鋳造方法の一種である。ロウで原型を作り、周りを鋳砂で覆い固め、ロウを溶かして除去することによってできた空洞に金属を流し込むと鋳物ができる。抜き勾配やアンダーカットを考慮する必要がない等の特徴を有する。またあらかじめ収縮率を考慮して原型を作れば、複雑な形状のものを一体化して鋳造することができるため、加工の工程を減らすことができる利点がある。原型がロウ以外の材質で作られている場合はシリコーンゴムなどで型取りしてロウに置き換える必要があるが、この方法でロウ原型を多数作る事で量産が可能である。
引用元:wikipedia(ロストワックス)

 

このように、プレスなどの金型を必要としないので、初期に掛かる費用を削減することができます。

複雑な形状の1点ものや小ロットの製造をするのに、最適な方法です。

仕上げはニッケルメッキをして電気メッキで金を貼る

元々真鍮の色は、黄金色に近い黄色をしています。また真鍮の成分に含まれる亜鉛の量が増える事で赤みがかってきて銅色みたいな色になります。

このことから、キレイにメッキの金色を出すには、一度表面処理を行ってシルバーなどにしてから、金メッキを行う必要があります。

仕上げ加工の流れは、

  1. 1、ニッケルメッキでシルバーにする
  2. 2、電気メッキで金を貼る

この二つの工程をへて、仕上がったオーダーメイドアクセサリーはこれです。

オーダーメイドアクセサリーの金メッキ後



見て頂ければお分かりいただけるように、純金のような綺麗な金色に仕上がっています。

1点ものでも品質高く製作します

例え1点ものであっても、丁寧にお客様が満足をするように高品質を意識して製作をさせていただいております。

そんな甲斐あって、前回に引き続きお手伝いをさせて頂けたのだと思います。

1点もののオーダーメイドでもお気軽に杉原産業にお問合せください。

もし難しいものであっても、他社が断るものであっても、杉原産業はやります!考えます!

ルアーブレードのオーダー製作(スカシテールブレード)

スカシテールブレード

オリジナルのルアーブレードでこんなの作れませんか?

今回は、よく魚釣りをされるお客様から「こんなブレード作れませんか?」と、お電話でご連絡を頂きました。

が、どんなブレードか分からないので、ルアーブレードは作れますけど、どんなものですか?と伝えると、メールを既に送って頂いていたらしく、すぐにそのメールを確認させていただきました。

メールに入っていたのはこの様な原案です。

ルアーブレード原案

蜘蛛の巣みたいなデザインのもので、サイズ感などがわかりませんでしたが、「サイズとか細かい事を教えていただければ製作できますよ!」とすぐにお伝えをさせていただき、サンプルを作る事になりました。

ルアーブレードとはシーバス釣りに最適なアイテム

そもそもブレードって何?と言う方がいるかもしれませんので簡単に説明をさせていただくと。

シーバス釣りを良くされる方はご存知だと思いますが、いわゆるルアーでの「スズキ」を狙っての釣りに最適なルアーのテールに取付けるものです。

ブレードを取付ける意味は、デイゲーム(日がある時間帯の釣り)で、ブレードに光が当たってキラキラとシーバスをおびき寄せたり、水の中で動くことによりシーバスが最中の動きや波動を感じさせ安くするために用いるものです。また、ブレードの自重によって、深くまで早く沈むというメリットがあります。

簡単に言うと、シーバスをおびき寄せるアイテムです。

 

真鍮で依頼通りの寸法のブレードのサンプルを製作

ブレードの寸法

横と縦で27mmづつが希望の寸法でした。

そこでサンプルを製作するために、大きさを決めてから、デザインを書き直しました。

そして、エッチングをするためのフィルムを作成して、エッチングで型を抜きました。

それから、仕上げのために研磨を行い、ニッケルメッキも行いました。

こういうブレードを製作する場合、本来はプレス加工が好ましいのですが、エッチングで加工した理由は、納品数が100個と小ロットだったからです。

この様な納品数の場合はにプレス加工を使用してしまうと、型を作るだけでも相当費用がかかってきます。だからこそ、予算をおさえて製作をするために、エッチング加工を選びました。

それからサンプルが完成して、すぐにお客様に提出させていただきました。

 

ルアーブレードが100個でも請けれるのは腕と知恵に自信があるから

ブレードの製作も金具パーツに当たるので、金具の加工にはある一定以上のロット数が無ければ、採算ベースで請けれない場合が多いです。

プレス加工は強度が高くなる半面、最初に型をつくる必要があるので、初期コストが掛かってしまいます。だからこそ、大量生産向けになってしまいます。

エッチング加工は小ロットでもできますが、大ロットの場合はかえって1個ごとのコストが掛かってしまいますので、小ロット向けと言えます。

代表的な2つの加工方法をお伝えしていますが、他にもいろんな加工方法があり、製作するもののサイズや最適な素材、その他色んな要素で決まってきます。

とはいっても、大抵は小ロットで請けてくれない加工業者様が多いのは「その会社にとって得意な加工方法」と言うものを持っているからだと思います。

プレス加工が得意な業者様に小ロットの依頼を出してもしてくれるかもしれませんが、金額が折り合わない等があると思います。

杉原産業は、いろんな手法でお客様の要望にアプローチができるので、難しくても考えてどうにかして作ろう!と頑張ります。

小ロットだから…と悩んでおられる方は、お気軽に杉原産業にご相談ください。

本格的なウェルカムドールをオーダー製作

花嫁のウェルカムドール

 

結婚式のウェルカムスペースに置くウェルカムドールを作ってほしい

今回は、個人の方から、「結婚式のウェルカムスペースにウェルカムドールを置きたいので作れませんか!?」と依頼をいただきました。

大丈夫ですよー!作れますよー!と、お返事をさせていただいてから、「どんなものが欲しいですか?」とお伺いをさせていただくと、ウェディングドレスを着たものと、タキシードを着たものを製作してほしいという事でした。

ウェルカムドールというと、ウェルカムベアといった、クマのぬいぐるみにタキシードなどを着せたものや、産まれた時の体重のものをつくって、タキシードやドレスを着せたりしているものを想像するかと思います。

人型ペットボトル1



しかし、今回は、人型のペットボトルにドレスとタキシードを着せたいというようなご依頼でした。

 

ウェルカムドールの製作数は1点のみ

このウェルカムドールは、そもそもウェルカムスペースに置くものなので、1点しか必要ないとの事。

さすがにこういったものを作る加工屋さんや業者さんは数あれど、1点で請けてくれるところは無いんじゃないかなぁーと思います。

だから困っておられたのじゃないかと思うのですが、杉原産業は1点でもお客様が困っていれば製作をさせていただきます。

お気軽にお問合せください。

 

デザインの指定やイメージは無いので、杉原産業がデザインした

加工屋さんだからデザインなんて無理でしょ?と思われるかもしれませんが、杉原産業では様々なご依頼を頂くので、なんでもできる杉原産業!!となるように体制を整えております。

もちろん、ものすごいデザインをしてください!なんていうのはデザイン会社に頼んでください!となりますが、モノづくりに関してのデザインはできると思います。

なので今回は、自分の結婚式を思い出して、ホンモノっぽくなるようにデザインし、しっかりと素材も選ばせていただきました。

 

ウェディングドレスはふわっと柔らかい仕上がりに

ふわっと広がりを持つウェディングドレス



まずシルエットを安っぽく見えないようにするために、豪華で華やかに見えるバルーンスカート調にしつつ、レースをふんわりと使ってベールをかぶっている新婦をイメージして製作しました。

 

タキシードもメッキを使ってホンモノにこだわった

紳士に見えるホンモノにこだわったタキシード



しっかりとした生地で仕立てあげたうえに、ベストのボタンを本当の金メッキであしらいました。

また、ちょっとした細かいストライプや胸のバラ、パンツのラインなども演出して安っぽく見えないように、ホンモノにこだわって製作させていただきました。

 

結婚式は思い出に残る一大イベント!だからこそ、諦める前にご相談ください

女性にとっては憧れの結婚式であり、恐らく一生思い出に残るであろうものだと思います。

男性にとっても、まぁあまり乗り気じゃない人でも、なんだかんだで覚えているものだと思います。

だからこそ、こんなもの欲しいなー、あんなもの欲しいなーというようなアイデアや作ってみたいものがあれば、お気軽に杉原産業にお問合せください。

このウェルカムドールも、1点ものなので、他では断られるかもしれませんが、お客様に喜んで欲しい!という思いで、頑張って製作をさせていただきました。

同じようなウェルカムドールでも、また違った感じのウェルカムドールでも、それ以外でも。

お気軽に杉原産業にご相談くださいませ。