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月別アーカイブ: 2017年10月

金具パーツの修理・複製の6つの事例~腕時計のパーツやコートのボタンなど~

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杉原産業は、「金具パーツのことならなんでもご相談ください!」というのがモットーです。

お客様からは、日々色々なご相談をいただいておりますが、その内容は製作だけにとどまりません。

 

  • ・「先のお客様からお預かりした商品を壊してしまって、困り果てている」
  • ・「作り直しをしたい部品があるが、元のメーカーが見つからない」

など、金具パーツの修理に関するお悩みを持っていらっしゃるお客様も多くいらっしゃいます。

 

ある金具パーツを「元通りにしたい!」あるいは「同じように使えるものが欲しい!」という気持ちは、時に「作りたい!」という気持ちよりも強いことがあります。

 

しかし、修理の場合ロット数が多くても数個であること、予算がないこと、設計図面がないことなどを理由に、他社では引き受けてもらえないことが多いらしいのです。

杉原産業では、お客様の「壊れた! 困った!」に出来るだけ対応できるように、頑張らせていただいております。

 

今回の記事では、そんな杉原産業が修理・複製してきた金具の事例を7つピックアップしたいと思います。

 

  1. 1.腕時計のオリジナル留め金具を修理して取り付け
  2. 2.紛失したコートのボタンを生地の跡からイメージして復元
  3. 3.壊れてしまったけど修理が難しい金具を急ぎで複製
  4. 4.クリーニング屋さんが預かって壊れてしまった金具を修理
  5. 5.折れたハンドルを元の形状そのままに復元
  6. 6.全体的に錆びて修理が必要なチェーンをステンレスで新しく作り替え

 

1.腕時計のオリジナル留め金具を修理して取り付け

オリジナル腕時計の留め金具修理後の完成品

チタン製オリジナル腕時計の留め金具の修理を依頼されたことがあります。

様々な加工業者に相談をしたものの、断られ続けてしまい、ダメ元で杉原産業にお問い合わせの電話をくださったとのことでした。

 

世界に1つだけのオリジナル腕時計であるが故に、思い入れは深く、何とか留め金具を修理して、今後も使い続けたいのだというお話でした。

留め金具が機能しなくなっていた原因は、長年愛用したことによる金属の摩耗でした。

 

思い入れのある今の時計のパーツを外さないようにするために、ベルトに穴を開けて、その穴の中に小さなパイプをはめ込み、さらに長さを調整したネジを入れました。

 

ネジを最後まで回した時にガチっと留まる状態、少し回しただけで緩めた状態になるような計算で調整を行っています。

 

腕時計の留め金具の修理がうまくいったことをお伝えし、現物を確認していただくと、「完璧です!」と大変喜んでくださいました。

たった1箇所の修理ではありますが、心をこめて行い、お客様に喜んでいただいた事例です。

 

<関連記事>

→ チタン製オリジナル腕時計の留め金具修理

 

2.紛失したコートのボタンを生地の跡からイメージして復元

コート ボタン2

珍しい製作の事例として、当サイトでも何回かご紹介させていただいた事例です。

このコートのボタンの修理事例は、修理というより、”ほとんど手掛かりが無い所からの復元”になります。

 

このコートも、お客様が愛用されているもので、「まだ着たい!」と思ってボタン屋さんにあたってみても、どうにもならず困っていたということでした。

 

ボタンは破損ではなく紛失だったので、元の形状はわからず、コート生地のボタンの跡などから、ボタンの形状をイメージして、作りました。

切削や挽物加工のノウハウを活かし、なめらかでキレイかつ、機能的なコートのボタンを復元しました。

 

<関連記事>

→ 元の形が分からないコートのボタンを修理

 

3.壊れてしまったけど修理が難しい金具を急ぎで複製

アタッチメント 破損

壊れてしまった機械のパーツを、急ぎで製作した事例です。

 

依頼をくださったのは某修理メーカー様からですが、先のお客様からいただいた部品の修理がなかなか難しく、大変困っておられました。

実際に取り付けられる機械のことは詳しく伺っていないのですが、先のお客様(とある機械メーカー様)いわく、「このパーツが無いと機械が動かない!」というくらいに重要なパーツだということでした。

 

直接機械メーカーからいただいたサンプルを参考にしながら、ステンレスを切削加工し、全部で3つのパーツを複製しました。

機械パーツは3日以内に納品することができ、お客様にも「とても助かった!」とお声をいただくことができました。

 

<関連記事>

→ 壊れた機械の部品を急ぎで3個製作して納品

 

4.クリーニング屋さんが預かって壊れてしまった金具を修理

修理後

某クリーニング屋さんから頂いた、舞台用衣装の付属品の修理の事例です。

先のお客様からお預かりした衣装の肩章を、誤って壊してしまい、「本当にどうしたらいいか困っている」とお問い合わせをいただきました。

 

 

肩章金具 破損

裏側の金具が、写真のようにひん曲がってしまっていたのです。

「金具自体は表から見える物ではないので、デザインは変わっても構わない」と指示がありましたので、”きちんと衣装に取り付くこと”を意識して、修理を行いました。ステンレス素材を使用しています。

 

無事元通りに肩章を修理することができ、「無理を承知で頼んだのに、キレイに戻って本当によかったです・・・・・・!」と喜んでいただけた事例でした。

 

<関連記事>

→ 破損してしまった衣装の金具を修理 北海道

 

5.折れたハンドルを元の形状そのままに復元

アウターハンドル

車のアウターハンドル(運転席の外側についている、ガチャッと手前にひいてドアを開けるためのハンドル)を複製したことがあります。

運転席のドアを開けるためのアウターハンドルでしたので、壊れたままだと非常に不便です。

 

たった1つだけの複製でしたが、大変お困りだったお客様のために、「弊社で何とかします!」と依頼を受けさせていただきました。

結果的に、ロストワックス鋳造で、同じ形かつ強度の高いアウターハンドルを複製することができました。

 

鏡のようにピカピカになるメッキ加工を行い、車に取り付けても違和感のない仕上がりです。

 

<関連記事>

→ 折れた運転席のハンドルを1つだけ製作

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6.全体的に錆びて修理が必要なチェーンをステンレスで新しく作り替え

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「腐食してしまった鉄製チェーンを修理したい」とご相談がありました。

鉄製チェーンは屋外の立体駐車場に使用しているもので、雨風の影響を受けてどうしても錆びてしまうとのことでした。

全体的に錆びてしまっていて、一部を修理して使うことは難しいと考えられます。

 

そこでこの時は、鉄ではなく、錆びにくいステンレスで、チェーンの作り替えを行うことになりました。

チェーン自体はそのまま仕入れることができるので、杉原産業ではチェーンの切断およびSカンの製作をしています。

 

ステンレスは金属の中でも硬い部類に入るので、手作業で曲げていくのはなかなか難しく、職人ならではの技術が必要になります。

 

 

ステンレス チェーン

結果、これまでよりも錆びにくく高品質のチェーンを納品することができました!

 

<関連記事>

→ 腐食の進んだ鉄製のチェーンをステンレスで作り替え

 

オリジナル金具の修理・複製に共通しやすいこと

これまで6つの、金具パーツの修理および複製事例を紹介してきました。

オリジナルの金具パーツの修理や複製を依頼されるときによくお聞きするのは、「他社では断られてしまった」ということや、「1つしかないんだけど大丈夫ですか?」ということです。

 

壊れる前の設計図がないと無理だと断られたり、1つや2つの極小ロットの製作は請け負っていないと断られるケースが多いようです。

杉原産業では、そんなお客様の「困った!」にできるだけお応えし、お客様の喜ぶ顔が見たいのです。

 

修理ができるものはキレイに修理を、新しく作り替えが必要なものは複製を、提案させていただきたいと思います。

「ダメでもともと」でも構いません、もしかしたら力になれるかもしれませんので、まずはお問い合わせいただければと思います。

 

オリジナル金具パーツの修理・複製なら杉原産業まで!

オリジナルアパレルパーツ(服飾資材)の5つの製作事例

ファスナー ムシ

これまで杉原産業は、アクセサリー・洋服・カバンなどに使う、オリジナルのアパレルパーツ(服飾資材)の製作を数多く行ってきました。

今回の記事では、これまで杉原産業が製作してきたオリジナルのアパレルパーツを、いくつかご紹介します。

 

  1. 1.ピンクと白のYKKファスナーを製作
  2. 2.銀いぶし加工のガッシリしたベルトバックルを製作
  3. 3.オリジナルメダル風チャームを短納期で製作
  4. 4.ダイヤモンドなどキラキラの石を入れるための台座を製作
  5. 5.オリジナルロゴ入りボタン&ファスナーの製作

 

1.ピンクと白のYKKファスナーを製作

ファスナー1

とあるアパレルメーカー様から、YKKファスナーの型番号・色番号を指定し、200本納品する依頼をいただいたことがあります。

 

YKKファスナーは、金属製の引手(スライダー)の部分だけではなく、エレメント(ムシ)、周りの生地(テープ)も合わせて1本の商品となります。

 

では実際に加工業者が手を加える部分はどこになるのかというと、購入した時の長尺のまま状態から、お客様の指定の長さにカットし、両サイドのムシ取りを行うところです。

このときは、35cmの長さで、200本のファスナーを作ってほしいと依頼されました。

 

両サイドの生地(テープ)を少し余らせるために行うムシ取りは、単純といえば単純な作業ですが、1つ1つ金具を外す際に生地を傷めたり、穴をあけたりしないように細心の注意をはらうことが必要でした。

 

現状ファスナー加工は大ロット(1,000本以上~)で引き受けている会社さんが多いですが、杉原産業では、小ロットでもお引き受けすることが可能です。

 

<関連記事>

→ YKKのファスナーを指定された型番で200本加工

 

2.銀いぶし加工のガッシリしたベルトバックルを製作

バックルシルバー

アパレルメーカー様からは、よく「ベルトにつけるバックルをオリジナルで製作してほしい」というご依頼をいただきます。上の写真も、その一例です。

 

  • ・素材は真鍮
  • ・大きくて、重量感があるもの(35mm×40mm)

と、主に2点のご要望がありました。

 

真鍮素材をそのまま使うだけでも、高級感や重量感があり、また長年使い込むことによって味わい深い(ヴィンテージ調)になります。

 

しかしこのときは、ご指定いただいたバックルの大きさ・だいたいの見た目等から、「銀いぶしの加工を行うと、重量感はありつつ、また違ったイメージになるのではないか?」と判断し、真鍮そのままのバックルだけでなく、銀いぶし加工のバックルのサンプルも出させていただきました。

 

銀いぶしバックルのサンプルを確認されたお客様は、「こっちのバックルもすごくいい!」ととても気に入ってくださり、最終的に真鍮そのまま・銀いぶしの2種類のバックルを製作し、納品させていただくことになりました。

 

<関連記事>

→ 真鍮鋳物で重量感あるバックルを製作

 

3.オリジナルメダル風チャームを短納期で製作

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あるランプに取り付ける100周年記念チャームを製作したことがあります。

100周年の記念日は2月21日となり、それに合わせてオリジナルチャームを商品に取り付けたいということでしたが、はじめてご相談をいただいたのはその前年の12月末でした。

 

まだ何も決まっていない段階で納期まで3ヶ月もなかったので、「さすがに間に合わないかもしれない……」と、受注を迷ったのですが、「どうしても作ってほしい!」と強く望まれていましたので、何とか叶えてあげたい!と思い、挑戦することしました。

 

オリジナルチャームは、極めて薄い真鍮素材のプレートに、記念の刻印を入れています。

また、ゴールドメッキ加工の上にさらにクリアー仕上げを行い、長く商品を使ってもメッキの剥がれや退色が起こりにくいように、工夫しました。

 

そして、お客様がご要望された納期にも、何とか間に合わせることができました。

アクセサリーなど、アパレル関連の商品に使われることが多いオリジナルチャームの製作は、杉原産業の得意とするところです。

 

<関連記事>

→ 雑貨に使えるチャームパ-ツのオーダー製作

 

4.ダイヤモンドなどキラキラの石を入れるための台座を製作

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ビジュー系アクセサリーには欠かせないといっても過言ではない、ダイヤモンドやジルコニアなど、キラキラの石を入れるためのオリジナル金属製台座を製作したことがあります。

 

お客さまは、台座に入れたい石の大きさや形をあらかじめ決められており、それをどのように繋いでいくのかもしっかりイメージされていた(イラストを自作してくださいました)ので、その仕上がりイメージ通りに製作を進めていきました。

 

石が台座からぽろぽろ落ちないように、石と台座をぴったりフィットさせるためには、高い技術力が必要です。これまでアパレルパーツ以外に、細かい金属パーツ作りでも培われてきた杉原産業のノウハウを生かす場とも言えます。

 

 

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台座に石を取り付けてみた写真です。

 

とてもゴージャスに仕上がり、お客さまも「なかなか引き受けてくれる業者さんがなかった。でも、ようやく自分のイメージ通りのアクセサリーパーツができて、嬉しいです!」と、とても喜んでくださいました。

 

<関連記事>

→ ダイヤモンドや石を入れるオリジナルの台座を作成

 

5.オリジナルロゴ入りボタン&ファスナーの製作

ボタンとファスナー正面

とあるファッションブランド様より、自社ブランドロゴ入りのオリジナルファスナーとボタンの製作を依頼されたことがあります。

指定があったのはデザインだけで、サイズや寸法に関してのご指示はありませんでした。

 

そこで、杉原産業が考えて、真鍮素材で直径20mm×高さ2.8mm(ボタンによくあるサイズ)でサンプルを確認していただいたところ、見た目に関してはすぐにOKが出ました。

 

しかし、真鍮素材ではお客様が想定している単価では合わなかったため、亜鉛に変更して、予算を抑えることにしました。

 

亜鉛はもともと白っぽい色をしているので、レトロ感を出すために、シルバーと黒、2色のメッキを駆使したコントラストづけを行い、味わいを出しています。

汚れが目立ちにくい色合いになり、長い年月使いやすくなるということもポイントです。

 

デザイン以外はすべて杉原産業におまかせいただいた事例でございましたが、お客様にも納得いただける、高品質のオリジナルファスナー&ボタンが製作できました。

 

<関連記事>

→ アパレル金具パーツのボタンとファスナーを製作

 

「イメージだけしか出来ていない」というアパレルパーツの製作もお任せください

杉原産業では、アパレルパーツ(服飾資材)に関わらず、様々なオリジナル金属パーツの製作を行ってきた実績があります。

 

そのため、他社でお断りされるような難しい依頼であっても、杉原産業なら、お力になれることがあるかもしれません。

 

「オリジナルのアパレルパーツだから、正確な設計図がないとダメ?」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。

“こんな風にしたい!”という想いがあれば、最適な素材・デザインを提案させていただきます。

 

大ロットはもちろん小ロットでも依頼を受けておりますので、「こんなアパレルパーツを作ってみたいな……」と考えられているものがあれば、ぜひ1度ご相談をいただければと思います!

 

オリジナルのアパレルパーツ(服飾資材)の製作なら杉原産業まで!

オリジナルのメタルパーツを製作した5つの事例~立体星型・リング型など~

メタルパーツ

杉原産業では、アクセサリー等に使われる、様々なデザインのオリジナルメタルパーツを製作しています。

オリジナルメタルパーツの仕上がりに対しては、お客様のこだわりも強いことが多いですが、その分作りがいもあり、色んな素材で色んなアイテムを製作してきた杉原産業の腕の見せ所だと思って、お客様のご期待にお応えできるよう全力であたっております。

 

今回の記事では、これまで杉原産業が製作してきたオリジナルのメタルパーツの事例を5つご紹介します。

 

  1. 1.加工が難しい角形のメタルパーツ
  2. 2.装飾(パール)付きメタルパーツ
  3. 3.立体的な星型のメタルパーツ
  4. 4.図面なしで作ったリング型のメタルパーツ
  5. 5.特殊曲げ加工で製作したメタルパーツ

 

1.加工が難しい角形のメタルパーツ

ハンドメイドパーツ

技術的に難易度の高いメタルパーツを作成した事例です。写真のメタルパーツは、オリジナルのストールピンとして使用されます。

写真には丸い形のメタルパーツも写っていますが、特に難しかったのは角型のパーツの方でした。

 

四角系のメタルパーツというと、簡単そうなイメージもありますが、実際はかなり難しい作業になります。

ステンレス製の丸い棒を、まっすぐキレイな四角形(ほぼ正方形)に加工していくためには、職人ならではのバランス感覚が必要になってくるからです。

 

メタルパーツ中央のつまみのわきには、ほんの小さな穴が開いているのですが、この穴開け加工も、難しかったポイントです。

 

ご依頼をくださったお客様は、メタルパーツ(ストールピン)の仕上がりに対して、ある程度しっかりしたイメージを持たれていたので、サンプルの段階から3回ほど作り直し、試行錯誤してやっと完成しました。

 

“お客様にご納得いただける出来の物を作る”というのが1番の目的ですが、特に難易度の高かったこの事例においては、「杉原産業のいい腕試しになったなぁ」と感じた次第です。

 

<関連記事>

→ 難易度の高いハンドメイドのアパレルパーツに挑戦

 

2.装飾(パール)付きメタルパーツ

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シーリングライトにつけるメタルパーツ(サンプル)を作ってほしいと、依頼があったことがあります。

キレイな装飾(パール)つきのパーツを製作されることを希望されていましたが、他の会社では予算と品質との折り合いがつかず、悩んだ末に杉原産業までご相談いただいたとのことでした。

 

リングの直径が30mm、パールの直径が12mmと、寸法は決まっていて、その通りに製作を進めることになりました。

 

シーリングライトを彩るメタルパーツですから、とにかく見た目の美しさを重視しています。このあたりは、他にも多く承っているアパレル関連パーツの製作ノウハウが活かされたのだと思います。

 

「できるだけ早くサンプルをいただければ嬉しい」とのお話がありましたので、品質は維持しつつ加工作業は急いで、3日間で10個のサンプルを製作することに成功しました。

もちろん、費用はお客様の想定している予算内におさえることができています。

 

お客様は、シーリングライトに取り付けるパール付きメタルパーツのサンプルの仕上がりをとても気に入ってくださり、その後定期的なご依頼をいただくまでになりました。

 

<関連記事>

→ シーリングライトに取り付けるアクセサリーの製作

 

3.立体的な星型のメタルパーツ

星形立体チャーム

「ホームページに掲載している製作実績を見ました!」と、個人のお客様より星型メタルパーツ作成のオーダーがありました。

 

ぷくっと立体的な星型のメタルパーツが理想だったそうですが、お客様の考えられている予算では難しく、またロット数の兼ね合いもあり、他の業者さんでは断られてしまったとのお話でした。

お客様からは、「ナチュラルな仕上がりが理想!」というご要望がありました。

 

メタルパーツとひと口に言っても、金や銀、鉄や銅など様々な素材の種類がありますが、この時はお客様のご要望である”ナチュラルな仕上がり”にするため、真鍮という素材を選ばせていただきました。

 

ピカピカになってしまうメッキ加工は施さず、真鍮ならではの馴染み感のある風合いをあえて残した仕上がりになっています。

 

お客様は、「まさにイメージ通り!」と大変喜んでくださり、立体感もすごくキレイだとお褒めの言葉をいただきました。

 

<関連記事>

→ アクセサリー用に、星型立体チャームの製作

 

4.図面なしで作ったリング型のメタルパーツ

レザークラフトの金具複数

レザークラフトに使用されるという、リング型のメタルパーツを製作したことがあります。

設計図面はなく、お客様からヒアリングした商品イメージのみで、試行錯誤しながら製作を進めていきました。

 

レザークラフトのジョイント部分に付けるパーツなので、耐久性を重視されていたことはもちろんですが、デザインにも強いこだわりを持っていらっしゃいました。

 

リングには、英字がしっかりと刻まれています。文字がつぶれてしまわないよう、刻印の大きさやバランスにはとても気を遣っています。

 

キレイに文字を刻むことができているのは、ロストワックスという製法を採用しているからで、形状にもよりますが、わずか2mm程度の文字でも、くっきりと刻むことが可能かと思われます。

お客様に協力をいただきながら、数ヵ月の期間をかけて、じっくりと仕上げていった事例です。

 

<関連記事>

→ レザークラフトの金具~図面無しでの製作事例~

 

5.特殊曲げ加工で製作したメタルパーツ

ピッグテールパーツ

ちょっと特殊な形のメタルパーツを製作した事例もあります。

写真に写っている”豚のしっぽ”のような形をしたメタルパーツは、釣り具(ルアー)に取り付けるものです。

 

小さな内径でぐるっと2回転させることだけでなく、穴があいている部分や交差している部分のみをプレスする加工も、かなり難しかったところです。

 

写真では分かりづらいかも知れませんが、パーツの横幅は20mm程度しかないので、かなり繊細な作業が必要になります。

 

デザインはなくシンプルな加工ですが、これまで色んな形のオリジナルメタルパーツを製作・加工してきた杉原産業の技術を、フルに使った機会でした。

 

<関連事例>

→ オールドタックルのパーツを特殊曲げ加工で作成

 

図面がない・ロット数が少ない・加工が難しいなど、様々なパターンにできるだけ対応しメタルパーツを製作します

いろいろな形に加工したパイプ

杉原産業は、

  • ・アイデアはあるけど設計図面はうまく書けない
  • ・ロット数が少なく、他の会社では対応できないと言われてしまった
  • ・加工が難しいらしく、予算内でやってくれるところが見つからない

とお悩みの方の味方です。

 

できるだけ、お客様のご要望通りにできる方法がないか検討させていただきますので、どこも依頼を受けてくれるところがないと諦めてしまう前に、1度相談していただければと思います。

 

オリジナルのメタルパーツを製作するなら杉原産業まで!