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月別アーカイブ: 2016年2月

1個からでも製作可能!イニシャルチャームパーツ

今回の事例は、ネックレスなどのアクセサリーに使用されるイニシャルチャームパーツの製作です。

イニシャルチャームパーツ

「イニシャルチャームパーツ、一個からでも作れますか」

 

今回のお客様は個人でアクセサリーの製作をされている女性でした。ホームページを見て、弊社までご連絡をいただきました。お客様のご要望は「イニシャルチャームパーツを作って欲しい。1個からでも製作をお願いできますか」とのことでした。もちろん、杉原産業では、イニシャルチャーム1個からの製作も承っております。今回も喜んでお引き受けいたしました。

 

文字のバランスにこだわったイニシャルチャームパーツの製作

 

今回のイニシャルチャームパーツのこだわりは、チャームの文字のバランスです。文字の微妙なバランスを再現する為に、細部まで表現できるロストワックス製法(ロウを利用した鋳造方法)を用いました。ロウで原型を作り、お客様に写真で確認していただき、デザインを改善する。そんな工程を何度も繰り返して、お客様の理想のデザインを徐々に形にして参りました。

 

ミクロンメッキで美観性が長持ち

 

肌に触れるチャームパーツは、メッキ加工が取れやすく、美観性が損なわれやすいパーツです。そこで、今回のイニシャルチャームパーツには、ミクロンメッキというメッキの厚付けを行いました。ミクロンメッキは通常の装飾性メッキよりも、美観性が長持ちしますので、長くご愛用いただけます。今回のイニシャルチャームパーツの素材は味わいある真鍮と銀、ミクロンメッキには金メッキを使用しました。

 

お客様の声

 

イニシャルタームパーツをお客様に納品したところ、「ありがとうございます。いいのができました。むちゃくちゃ嬉しいです」と感激のお声をいただきました。

 

イニシャルチャームパーツの多様な使い道

 

イニシャルチャームパーツは、ネックレスやイヤリング、ブレスレットなど、多様なアクセサリーにお使いいただけます。また、弊社のお客様の中には、キーホルダーやバックの金具のワンポイントとして、イニシャルチャームパーツをご利用になるお客様もいらっしゃいます。その使い道はお客様のアイディア次第です。

 

個人のアクセサリー作家様にも多数ご利用いただいています。1個や2個など、小ロットでのイニシャルチャーム作成も喜んで承ります。イニシャルチャームパーツの作成なら、杉原産業までお気軽にお申し付けくださいませ。

レザークラフトの金具~図面無しでの製作事例~

レザークラフトの金具
 

今回のお客様はレザーククラフトを中心に製作を行っていらっしゃる工房様です。

インターネットをご覧になって、杉原産業にお問い合わせをいただきました。「今まで依頼していた金具に不満がある。新商品のレザークラフトに使う金具の製作を一緒にやってくれないか」とのご相談でした。

 

お客様のイメージから金具を製作

 

今回のレザークラフトの金具には設計図があったわけではありません。お客様からお聞かせいただいたイメージのみで、金具の製作を行いました。

 

お客様と試行錯誤した金具製作

 

レザークラフトの金具複数
 

お客様も新製品の金具作成ということで、随分と力を入れていらっしゃいました。そのため、金具の製作にあたって、様々なアイディアが出ました。

「金具に切り口を入れて欲しい」
「金具の文字入れは1箇所がいいかな、それとも2箇所がいいのだろうか」

新商品のレザークラフトにとって最適な金具を模索する中で、お客様のご要望は日に日に変化していきました。ご要望が変わるごとに、金具のサンプルを作り、お客様にチェックいただきました。そうして、数ヶ月の期間をかけて、お客様に本当に納得いただけるレザークラフトの金具を作り上げていったのです。

 

装飾性を追及したレザークラフトの金具

 

今回の金具製作では、レザークラフトのジョイント部分としての耐久性はもちろん、金具の装飾性にもこだわりました。金具の文字の刻印のバランスや仕上がりの雰囲気などを追及した結果、素材は真鍮を使うことに決定しました。真鍮は味わいのあるアンティーク調の色合いが人気の素材ですまた、ロストワックス製法(ロウを利用した鋳造方法)という細かな刻印にも対応した製法で製作することになりました。

 

髪の毛の細さの刻印も可能な金具製作

 

ロストワックス製法を用いれば、髪の毛の細さの文字を金具に刻印することも可能です。形状にもよりますが、リング状の金具であれば2mm程度でも製作可能です。

別の製作事例ですが、同じロストワックス製法を用いて、手のひら大のイヤホンのコードホルダー(細さ2mm)も製作しました。この技術は、イヤリングの飾りやチャームにも使用できますので、何か作りたい製品がある方は杉原産業までお気軽にお問い合わせくださいませ。

杉原産業ならたとえ図面がなくても大丈夫です。製品のイメージが固まっていなくても大丈夫です。お客様のアイディアや「あれがほしい」の声を2人3脚で形にします。

レザークラフトの金具の製作なら、杉原産業までお気軽にお申し付けください。

真鍮製仮面のオーダーメイド

仮面オーダーメイド

写真を基に仮面をオーダーメイドしたい

 

今回のお客様もホームページをみて、お問い合わせいただきました。「仮面をオーダーメイドしたい。仮面の写真を送るので、写真を基に作ってくれないか」とのご依頼でした。ご依頼の仮面は、鎧兜などの武具の一部のようでした。ご要望としては「綺麗に仕上げて欲しい」とのことで、材料などは弊社にお任せいただきました。納期は1ヶ月とのことでした。

 

おもむきある風合いの真鍮でオーダーメイドの仮面を作成

 

お問い合わせの後、早速サンプルの作成に取り掛かりました。仮面の素材には、お客様のご要望を考慮しつつ、工芸品としてのおもむきと仮面のボリュームを両立する素材として真鍮を選びました。また、真鍮を流しいれる真鍮鋳物の技法で製作しました。オーダーメイドで出来上がった仮面のサンプルは、大人の顔の半分をすっぽり覆うほど大きなものでした。仮面の形ができれば、いよいよ研磨の段階です。

 

バレル研磨とは

 

今回は真鍮の風合いを生かすために、バレル研磨を選びました。バレル研磨とは、樽の中に研磨したいものと粒状の研磨剤、研磨補助材をともに入れて、樽を回すことで研磨する方法です。

バレル研磨のメリットは3つあります。

1つはコストが安価であること、2つ目は複雑な形状でも研磨加工できること、3つ目は均一な品質で研磨できることです。お写真でご依頼いただいた仮面の雄雄しい雰囲気を表す為に、あえて少し粗い目でバレル研磨をいたしました。

お客様のご要望にあわせて、研磨剤や研磨補助材を変えることで、カメラの部品などの繊細なパーツも、バレル研磨で磨き上げることができます。

 

オーダーメイドの仮面の仕上がり

 

今回のオーダーメイド仮面の納期は一ヶ月をいただいていましたが、サンプルは2週間ほどで完成いたしました。早速出来上がった、オーダーメイドの仮面をお客様にお送りしたところ、「思った以上に良い仮面が仕上がりましたね」とお褒めの言葉を頂戴しました。そして、30個の量産のご注文も賜りました。

仮面ゴールド裏

仮面の裏側です。

 

オーダーメイドで製品を作りたい方へ

 

製品のオーダーメイドをご希望されるお客様の中には、「図面がないとオーダーメイドできないのではないか」「金型がないと同じ製品はできないのでは」とご心配されるお客様もいらっしゃるかと思います。

杉原産業のオーダーメイドは、たとえ図面や金型がなくとも、職人が知恵を出し合って、お客様の希望を形にいたします。ぜひ、オーダーメイドしたい製品の写真や現物、イメージ図などをご持参の上、杉原産業までご相談くださいませ。

 

 

銅製のミール皿を金型から製作

ミール皿の製作事例

他社で断られたミール皿製作のご依頼

 

「このミール皿と同じものは作れませんか。以前のミール皿の製作を頼んでいた会社から、もうできないと言われた。それにも関わらず、金型も返してもらえなくて、途方にくれている」とすっかりお困りの様子で弊社を尋ねて来られた今回のお客様は、十分な予算もないのですが・・・とご相談に来られました。

他社であれば「うちでもできません」とお断りしていた事例だったかもしれません。しかし、杉原産業はそんなお客様の「困った」に寄り添う会社です。お客様の予算的なご事情も加味した上で、ミール皿を製作いたしました。

 

ミール皿とは

 

今回お作りしたミール皿とは、アクセサリーのパーツの一部で、石や金属のパーツを樹脂で固める際の土台になります。ミール皿には丸型や楕円、四角や三角など様々な形があり、ネックレスやピアスなど用途によって、その大きさも様々です。今回のハート型ミール皿は横13.8cm、縦12.3cm、高さ1.5cm、銅版の厚みは0.5cmです。今回は1280個のミール皿を製作いたしました。ミール皿の製作は小ロットからでも対応可能です。

 

金型から製作!銅製ハート型ミール皿の製作工程

 

今回の銅製ハート型ミール皿は、金型がなかったため、お客様にお持ちいただいたサンプルから、まず金型を作りました。次に銅板にエッチング加工(化学薬品による腐食作用を応用して、版を作る技法)を施しました。そして、その銅板をプレス加工(プレス機に一対の金型を取り付けて、材料を変形させる技法)で、ハート型に打ち抜き、最後にフチを立てて、形を整えていきました。

 

ミール皿の製作には銅か真鍮がおすすめ

 

ミール皿を製作する金属は真鍮か銅がおすすめです。なぜならば、真鍮と銅は使い込むほどに味わいが増す金属であるからです。特にアンティークなアクセサリーを製作したい場合に持ち味を発揮します。今回はお客様のご希望により銅でミール皿を作成いたしました。銅は丸以外の特殊な形の成型や、複雑な装飾に向いています。独特なミール皿の製作をお考えのお客様はぜひ弊社までご相談くださいませ。

 

ミール皿製作の関するお客様のお声

 

他社で断られた事例ということもあり、弊社で製作したミール皿をお見せした際は、お客様は大変お喜びでした。お客様は費用面でも厳しいご事情を抱えていらっしゃいましたので、お客様のご予算に合わせた形でご提案させて頂きました。

 

杉原産業は予算・納期・デザインなど、すべての部門でお客様の「困った」を解決する会社でありたいと思っています。今回のミール皿の製作のように、他社で断られた案件もぜひ、弊社まで一度お問い合わせくださいませ。

金物の曲げ加工を図面無しで挑戦

有孔ボード用 棚受け金物

<商品詳細>

商品:有孔ボード用 棚受け金物

材料:鉄

ロット数:1,000個

?難しい金物加工のご依頼

『図面なしでも曲り部分もある金物、作れますか』とメールにてお問い合わせいただきました。
『現物があればやりますよ』と答えたものの、お問い合わせの通り、曲り部分も多く『これは難しいなぁ』というのが正直な第一印象でした。

ただ、高精度を求められる、難しい加工ほどワクワクしてくるのが杉原産業です。
使用用途を聞いてみると、有孔ボード用の棚受け金物ということで、曲り部分の角度の精度が求められる難加工のご依頼でした。
お客様のご要望が、図面は無いけど仕上がり精度や色や雰囲気を出来る限り再現してほしいとのことでした。

そうして、先ず預かったサンプルは材料は何で作られているのか、塗装や仕上げはどうしているのかなど見させていただきました。
材料に使用されていたのは鉄でしたが、サンプル品は塗装が甘く、ポロポロと塗装が剥がれており、どうにかならないものか…というのもお悩みの一つだったようです。

曲げ加工を図面なしで作ってみると…

棚受け金物 曲げ加工

先ずは、お客様が求められている精度の確認の為に、サンプルをもとに試作品を1つ作らせていただきました。
やはり、図面なしでの曲げ加工は想像していたより難しいもので、角度がほんの少し違うだけで、ズレが生じます。

塗装に関しては黒の艶消しで焼き付け塗装をさせていただき「色や塗装の密着具合」共に一度目の試作品でOKをいただきました。お客様のご要望通り、艶消しの雰囲気や色はそのままで、以前の塗装より剥がれにくく仕上げました。

しかし、曲げ加工はというと…。
上記のようにご指摘いただき、棚受け金具ということで少しのズレも許されないということを理解しました。この時も心境としては、難しいほどワクワクしておりました。

修正と微調整を繰り返し、

有孔ボード用棚受け金物

最終的にはしっかりと、色や雰囲気、曲げ加工の角度も全てご納得いただき大変喜んでいただけました。

 

杉原産業より一言

やっぱりこうゆう難加工はやりがいがあります。杉原産業は他社さんで断られたお客様の味方です。
40年間で築き上げたノウハウとアイデアで悩んでいる方の助けになりたいと思っております。
図面がないから『作れないだろうなぁ』と諦める前にぜひ一度相談してください。

→図面なしの曲げ加工の製作なら、杉原産業まで相談してください。