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月別アーカイブ: 2020年2月

金属アレルギーになりやすい金属素材と4つのアイテム!誰でもできる予防方法を紹介

Young man scratching his itchy neck with allergy rash

皆さんは、「金属アレルギー」という言葉を聞いたことがありますか?

 

普段からアクセサリー類を付けている人であれば、割と身近な言葉かもしれません。

金属アレルギーは、金属製のものが肌に長時間触れることで、接触していた部分の肌が赤みを帯びたり、場合によってはかゆくなってしまうことを言います。

 

実は、そんな金属アレルギーが起こりやすいとされている素材やアクセサリー類があることをご存じでしょうか。

本記事では、金属アレルギーが起こりやすいとされている金属素材とアクセサリー類についてまとめてみました。

また、金属アレルギーを起こりにくく出来る予防方法についても紹介していきます。

 

金属アクセサリーが起こりやすい代表的な金属素材pixta_55545433_M

金属アレルギーといっても、すべての金属製品がダメなのかというと、そういうわけではありません。

素材によって金属アレルギーを引き起こしやすいものと、そうでないものがあります。

 

では、まず初めに、金属アレルギーを引き起こしやすいとされている、代表的な金属素材について見ていきましょう。

 

「ニッケル」は最も代表的なアレルゲン!ステンレスにも含まれている

ニッケルと聞いてもいまいちピンとこない方もいるかもしれません。

しかし、ニッケルは「ステンレス」にも含まれている、ポピュラーな金属素材です。

ステンレスは、アクセサリー類はもちろんのこと、食器などの生活用品でもなじみ深く、ニッケルが含まれているステンレス製品が原因でアレルギーになってしまう人も少なくありません。

また、比較的安価な金属製品には、ニッケルが含まれていることが多く、アクセサリーなどであれば肌に触れる可能性が高いため、注意しましょう。

 

最近ではニッケル含有量を少なくしたステンレスもある!

 

上記のように、ステンレスにはニッケルが含まれていることがほとんどです。

しかし、最近ではニッケルの含有量を減らしたステンレスもあります。

 

肌に優しいということもあり、「医療用ステンレス」と呼ばれることがあるようです。

食器類のステンレスの多くは、ニッケルを含まない「クロムステンレス」というものなので、金属アレルギーが気になる方でも安心して使えるでしょう。

 

しかし、ニッケルが含まれないことで加工しにくくなってしまい、その分価格も上がることがあります。

さびやすい金属(卑金属)が含まれる金属製品は避けよう

上記で紹介したニッケルは「卑金属」という、さびやすい金属素材です。

ニッケルの他にも、コバルトや亜鉛などが卑金属に分類され、ニッケル同様にアレルギーを引き起こしやすいとされています。

 

心配な方は、皮膚科でパッチテストを行うのがオススメ

 

皮膚科を取り扱う病院では、アレルギーの原因となる金属を使ったパッチテストを行ってくれることがあります 。

触れても大丈夫な金属素材などが、わかりやすく結果として表れるので、「金属製品全般に心配があるけど、アクセサリーでオシャレをしたい」という方は、一度病院でパッチテストをしてみるのが良いでしょう。

金属アレルギーを起こしやすい4つのアイテム

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ここからは、金属アレルギーを起こしやすいとされているアクセサリーなどのアイテムとして、以下の4つを紹介いたします。

  1. ネックレス
  2. ピアス
  3. 指輪
  4. 腕時計

これらのアイテムは何故、金属アレルギーを引き起こしやすいといわれているのでしょうか?詳しく見ていきましょう。

【1】ネックレス

ネックレスでは、チェーン部分や宝石をはめ込んでいる土台に、金属素材がよく使われています。

肌に長時間触れることが多いため、金属アレルギーを引き起こしやすいのです。

金属アレルギーを引き起こした場合、ネックレスのチェーンが触れていた部分が赤くなってしまったりすることがあります。

 

赤みを帯びるとミミズ腫れのようにも見えてしまい、見栄え的にもあまり良くないので、金属製のアクセサリーがつけられなくなってしまう人もいるようです。

【2】ピアス

ピアス穴をあけたばかりの時期に、金属製のピアスを付けると、血液や体内に細かい金属の成分が触れてしまい、金属アレルギーを引き起こしやすくなってしまいます。

 

ピアスだけでなく、金属製のものが傷口に触れてしまうのは、アレルギーを引き起こしやすくする原因になるので、避けるようにしましょう。

 

【3】指輪

指輪は、ネックレスと同様に長時間肌に触れており、かつ密着しているのでかぶれてしまったりすることがあります。

結婚指輪などが代表的な例で、数日間あるいは数週間、数か月にわたって身につけるものなので、気づかないうちに金属アレルギーになっていたという人も少なくないようです。

 

ステンレス製のものはなるべく避けるようにして、貴金属を使用しているものを身につけることをオススメします。

【4】腕時計

金属製の腕時計の場合、指輪やネックレスと同様に長時間肌に触れているものなので、定期的にお手入れをするか、金属製でない木製のものにするのが良いでしょう。

さびにくいものでも、ニッケルやコバルトが含まれていた場合には、金属アレルギーを引き起こしてしまう可能性が高いです。

そのため、安価で購入する際には、使用されている素材を見るのがいいかと思います。

 

紹介した4つの共通点として「汗をかきやすい部分に長時間触れること」が挙げられる

今回金属アレルギーを引き起こしやすい4つのアイテムを紹介しましたが、いずれのものにも当てはまるのが、「汗をかきやすい部分に長時間触れること」です。

実は、金属アレルギーを起こす最大の原因として、金属イオンと汗や皮脂などが化学反応を起こしてしまうことだと言われています。

 

身につける頻度が高いものであれば、部品の隙間などについてそのままになった皮脂と金属が反応してしまい、時間が経ってから金属アレルギーになってしまうこともあるようです。

なので、いずれにせよ、定期的なメンテナンスや買い替えなどは考えた方がいいでしょう。

誰でもできる!金属アレルギーの予防方法

「身につけるものだと、金属アレルギーになるのは時間の問題」と、心配な方に、金属アレルギーになりにくくするために出来ることを紹介いたします。

 

いずれも、お家で誰でも出来ることなので、是非試してみてください。

 【予防方法その1】重曹や中性洗剤で洗う

重曹や中性洗剤は、金属の表面についた油分を浮かして取る効果が期待できます。

なので、中性洗剤や重曹を入れたお湯に10分ほどつけておき、水気を軽く拭きとって、よく乾燥させれば皮脂などを簡単に取ることが出来るのです。

 

あまり強くこすったりすると、金属表面の塗装などが剥げてしまい、さびやすくなったり、金属アレルギーを引き起こす可能性が上がることも考えられるので、洗う際の取り扱いには気を付けましょう。

 

【予防方法その2】ニッケルフリーのアクセサリーを身につける

最近では、金属アレルギーの方に配慮したニッケルフリーのアクセサリーを専門にするアクセサリーショップなどもあります。

いわゆる、先ほど紹介した「医療用ステンレス」や「クロムステンレス」を用いたものなので、金属アレルギーが心配な方でも、安心して使えるものになっています。

 

杉原産業でも以前、ピアス用のニッケルフリーワイヤーを受注生産したことがあり、今後徐々にそういった肌に優しいアクセサリーも増えてくるのではないかと考えられます。

「ニッケルフリーのアクセサリーを作ってみたい」「今の腕時計のベルトだと肌がかぶれてしまう」とお悩みの方は、以下の記事も参考にしてみてください。

【関連記事】

⇒ ニッケルフリーのアクセサリー用金属ワイヤーを製作した事例

 

金属アレルギーを予防して、アクセサリーをもっと楽しもう

今回、金属アレルギーを引き起こしやすい金属素材と4つのアイテム、さらに金属アレルギーを予防する方法について紹介いたしました。

最近、杉原産業でも金属製のアクセサリーやメタルチャームなどの製作依頼で、個人や企業問わず相談に来られる方が増えてきています。

大量生産で安価に仕上げたいという要望も多くいただきますが、やはり、身につけるものです。

今後金属アレルギーというものが、メディアで大きく取り上げられることも考えられますので、それに備えてニッケルフリーのアクセサリーを今から作っておくのもオススメです!

 

杉原産業では、使用する素材などの細かな要望にもお応えしておりますので、検討中の方は是非一度「杉原産業」まで、ご相談ください!

ニッケルフリーのアクセサリー用金属ワイヤーを製作した事例

皆さんは、ピアス・ネックレスなどのアクセサリーを購入する際、素材表示を見たことがありますか?

 

購入したアクセサリーにニッケルやパラジウム、銅などが使用されていた場合、人によっては「金属アレルギー」を引き起こします。

肌とアクセサリーが触れていた部分が赤みを帯びてしまったり、痒くなる原因となりますので、金属製のアクセサリーを選ぶ際には必ず確認した方が良いのです。

 

今回は、「金属アレルギー」を引き起こしやすい素材である「ニッケル」を使わない、アクセサリー用の金属ワイヤーを製作した事例を紹介します。

 

ニッケルは金属製品の定番素材!しかし、アレルギーの原因になることもある

ニッケルという名前の金属自体、あまりなじみがないと思われる方もいるかもしれませんが、実はニッケルは、今や多くの金属製品に使われている「ステンレス」を作るうえでは欠かせないものなのです。

 

しかし、汗や皮脂と反応してしまい、アクセサリーの場合アレルギーの原因になったり、タンブラーなどの場合ですと、独特の金属臭さを感じる原因にもなってしまいます。

ステンレスの金属臭さを何とかしたい場合の対策方法を詳しく紹介した記事を公開しておりますので、気になる方はそちらも読んでみてくださいね。

ステンレスが金属臭い…。金属臭の原因と家でもできる対策方法を紹介

 

ニッケルフリーの金属ワイヤーを製作した事例

 

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今回、そんな「金属アレルギーの原因になりやすい」といわれているニッケルを一切使わない「ニッケルフリー」という手法で、ピアス用の金属ワイヤーを製作した事例を紹介いたします。

 

◆「ニッケルフリーのピアスが作りたい」とのご要望

 

今回の金属ワイヤー製作依頼にあたり、「ニッケルフリーのピアスが作りたい」という要望をいただきました。

ピアスはアクセサリーの中でも、より高確率で金属アレルギーを引き起こすといわれています。

そのため、ニッケルフリーのピアスやアクセサリーを作りたいと考えている方も少なくないようです。

 

◆ニッケルを使わない代わりに、メッキ加工でサビにくさを実現

 

ニッケルフリーということは、ステンレスに比べてサビやすくなってしまいます。

そのため、メッキ加工を施して「サビにくさ」を実現しました。

 

ただし、長期間使っているとメッキが剥がれ、そこからサビが進行してしまうこともあります。

金属アレルギーを引き起こさないというメリット故のデメリットもあるのです。

 

◆細かな作業になるため、すべて手作業でおこなった

 

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今回、細い金属のワイヤーをピアス用に加工するため、切断面を丸くしています。

機械作業ではどうしてもできないほど細かい作業になるので、すべての切断面を手作業で丸く加工しました。

 

まとめ:金属製作のプロだからこそできる提案がある

今回、ニッケルフリーのピアス用金属ワイヤーを製作しました。

金属アクセサリーの製作依頼でニッケルフリーを希望される方は、最近では少なくありません。

 

ただニッケルフリーにするだけであれば、そう難しいことではありません。

しかし、ニッケルフリーにすることで起こるデメリットへの対策方法などを提案することは、金属加工を長年続けてきた「杉原産業ならではの強み」と言えるでしょう。

 

杉原産業では、「一見難しいと思えるような製作でも、まずは挑戦する」という姿勢をもって臨みます。

「ほかの製作所では請け負ってもらえない」「質の高い金属製品を大量生産したい」とお考えの方は、是非一度「杉原産業」までご相談ください!

スポーツ用品の「差し込み式ボールロックピン」を忠実に再現・製作した事例

皆さんは、「ロックピン」というものをご存じでしょうか?

 

「ロックピン」とは、テニスのボールバスケットやトレーニング器具などのスポーツ用品に使われている固定用金具のことです。

比較的小さいものなので、長年使っていることで破損したり、紛失してしまうなど、使用するうえでの悩み事は尽きません。

 

しかも、多くの場合は数本がワンセットになっており、「一本だけ予備が欲しいな…」と思っても、完全に同じものが単品で販売されていなかったりするので、なかなか手に入りづらいものです。

 

今回は、そんな「ロックピン」を忠実に再現・製作した事例を紹介いたします。

「紛失した、または壊れてしまった。」「いざという時のために予備を持っておきたい。」という方は、参考にしてみてくださいね。

「完全に同じものを作ってほしい」とご要望があった

今回のご依頼主様は、とある学校のアメフト部の方でした。

「長年使用していた器具のロックピンが壊れてしまったので、同じものを作ってほしい」とのご要望でした。

完全に同じものに仕上げるためには、かなり精密な技術が要求されるので、今回のご依頼主様は「予算内で頼めるところがなかなか見つからず…」と、困り果てたご様子でした。

 

壊れたロックピンを郵送いただき、それを元に、製作することとしました。

ロックピン製作時の注意点:狂いの無いサイズに仕上げる必要があった

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今回制作したロックピンは、アメフト用品で使う差し込み式のロックピンです。

球状部分の内側にはスプリング(バネ)が入っており、差し込むことで「カチッ」と鳴って、カエシ状になるので、しっかりと固定することができます。

 

差し込み用の穴より大きいと入りませんし、逆に細いとしっかり固定できなくなってしまうので、寸分の狂いなく仕上げる必要がありました。

 

また、球状部分に入っているスプリング(バネ)が強すぎると、取り外しに影響が出ますし、弱すぎると今度は簡単に外れてしまい、固定具として頼りなくなってしまいます。

 鉄とステンレスを切削してロックピンを製作した

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今回は、元のロックピンでも使用されていた「鉄」を使用して棒状部分を製作し、球状部分と2重カン部分には、耐食性(サビにくさ)・耐久性(頑丈さ)に優れる「ステンレス」を使用しました。

 

球状の部品がとスプリング(バネ)が入っている可動部分は、サビてしまうと押し込みにくくなったり、壊れてしまう原因にもなってしまいますので、サビに強い素材を使う必要がありました。

 

◆「切削」での製作により、ローコストかつ素早い納品を実現した

製作方法は、金属を削って形を作っていく「切削」という技法を用いています。

完成品よりも大きな金属を削るので、素材にロスが出てしまい、コストがかかってしまうようにも思えます。

しかし、実は一点物などの場合は、金型を製作するよりも費用が抑えられ、物によっては納期も短くなるという特徴があります。

 

まとめ:納品の先のことまでを考えて製作することが杉原産業のモットー

今回製作した「ロックピン」は、頻繁に取り付け・取り外しをするものですので、どうしても破損の可能性は高くなってしまいます。

そのため、納品後もより長く使ってもらえるように、耐食性・耐久性のあるステンレスを使用するなど、素材選びの部分にも工夫を施しています。

 

そのほか、短納期・ローコストを実現するために製作の手法を考えたりと、製作全体を通して、ご依頼主様の要望を取り入れつつ、最高の仕上がりにするにはどうしたらいいのかを考えて取り組んでいます。

このように、杉原産業では「納品して終わり」ではなく、「納品後も、より長く使っていただけるような工夫を最大限取り入れること」を考えています。

 

「信頼できる金属加工業者を探している」「請け負ってくれる業者がなかなか見つからない」、そんな方は是非一度、「杉原産業」までご相談ください!