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カテゴリー別アーカイブ: 製作実績

万力付きの吊り金具を急ぎで4個製作

万力付き吊り具

マンションの内装工事を受け持っている、とある工務店さんから、

「とにかく助けてほしいんです!」とお問合せがありました。

 

今回、工務店さんにマンションの内装の工事をお願いした方からは、「前に高い建物が建ってしまったので、目隠しを目的としたシェード(幕)を取り付けたい」とご要望があったそうです。

しかし、シェードを取り付けたいという場所には、シェードをひっかけられる様な設備はなく、天井の梁に固定できるよう万力の付いた、専用の吊り金具を設置する必要がありました。

 

そこで、様々な金属の加工業者にかけ合ったのですが、なかなか依頼を受けてくれるところがなく、とても困っていたなかで、杉原産業を見つけてくれたそうです。

 

お客様のお話をうかがっていますと、本当にお困りのようでしたので、ぜひ力になりたいなと思い、「何とかしましょう!」とご依頼を承らせていただきました。

 

梁の形に合うよう微調節ができる万力付きの吊り金具を製作

お客様からお送りいただいたイメージイラストを参考に、どうすれば機能性がある万力付きの吊り金具になるかを、試行錯誤させていただきました。

 

 

万力付き吊り具

イラストでは、万力の片側だけに、ギュッと締めて固定するためのネジがあったのですが、より強固に金具を固定できるよう、杉原産業で両側にネジを付けました。

 

また、マンションの天井の梁の端(万力で固定する部分)が、若干斜めになっていたのですが、それでもしっかりと万力のネジを締めて、吊り金具が固定できるように、ネジの端には角度を自由に微調節できるステンレス製の板(ゴムつき)を取り付けるなど、工夫を凝らしています。

 

実は最初に、お客様のサイズの測り間違えがあり、梁に万力付きの吊り金具が固定できないハプニングがありました。

しかし、もう1度正確な寸法・角度を測定し直していただき、大急ぎで吊り金具の作り直しをさせていただきました。

結果、4つの万力付きの吊り金具をわずか4日間で、お客様に納品することができました。

 

納期が早く、機能性の高い吊り金具が完成したことで、お客様にはとても喜んでいただくことができました。

「どこも依頼を受けてくれるところがなかったのに、急ぎでやってくれて、本当に助かりました!」とお声をいただき、実際にマンションに、万力付きの吊り金具を取り付けた後の写真も、撮影して送ってくださいました。

 

 

吊り具 取り付け後

天井にしっかり吊り金具が固定され、シェードを吊り下げています。

 

 

吊り具 取り付け後

お客様から、「また何かあれば、次もよろしくお願いいたします!」と、言っていただけました。

お客様のお役に立つことができて、本当に良かったです!

吊り金具の製作なら杉原産業まで!

アクセサリー用の工具を加工してオリジナル工具を8個製作

アクセサリー 工具

アクセサリーショップをされているお客様から、お問い合わせがありました。

「あるアクセサリーのパーツを開いたり、閉じたりするための工具がほしいんですけど、どこにも売ってないし、そんな物はどこに行ってもないんでしょうか?」

というような内容でした。

 

アクセサリーを作ったりする手芸用の工具は、普通に売っていますが、お客様が加工を行いたいと仰られているパーツにぴったり合う工具というのは、お店では売っていません。

 

「その工具なら、特注で作らないとダメですね~」と、お答えしたところ、

「急ぎではないので、ぜひ作ってみてください!」とご依頼をいただきました。

 

ペンチを加工してオリジナルのアクセサリー用工具に

まず、お客様には、オーダーメイドするアクセサリー用工具で実際に加工を行いたいというアクセサリーのパーツと、既存の工具(ペンチ)を一緒に送っていただきました。

そして実際に扱うアクセサリーパーツを参考に、ペンチを加工していきます。

 

先曲がり ペンチ

例えば、こちらの写真。

ペンチの先を、片方だけ内側にギュッと曲げています。

また、先も細いので、直径の小さな丸カン(2重丸カン)を、スムーズに開くことができます。

 

 

ペンチ くぼみ

また、写真のようにペンチの内側をくりぬくように加工しているものもあります。

これは、紐止めなど、留め金具をグッと締めるために使うことができます。

 

このように、1つ1つのペンチを加工して、それぞれのアクセサリーパーツに合ったオリジナルのアクセサリー用工具を製作することで、作業性はとても良くなります。

使いにくい工具を使うより、使いやすい工具を使った方が、同じ作業時間内に生産できるアクセサリーの量は増えますよね。

 

ペンチの先を曲げるのは、職人の手仕事です。

お客様にお送りいただいたアクセサリーパーツを参考にし、それに合うように曲げていきました。

製作したオリジナルのアクセサリー用工具は、4種類を2個ずつ、計8個です。

納期は2週間で、お作りしました。

 

お客様には、加工したアクセサリー用の工具を、とても気に入っていただくことができました。

新しいアクセサリー用工具の仕上がりを見た結果、杉原産業の技術を信頼していただけて、後日、また弊社までアクセサリーパーツのご注文をいただきました。

「どこにもないアクセサリーパーツを多く取り扱っているし、細かい部分の仕上がりにもこだわってもらえるから!」と嬉しいお声をいただくことができました。

 

 

アクセサリー用 工具

お仕事ではなく趣味でもハンドメイドでアクセサリーを作っておられる方も、たくさんいらっしゃるかと思いますが、「なかなか自分の作りたいアクセサリーに合う、使いやすいアクセサリー工具がない!」とお困りではありませんか?

 

杉原産業では、元々の工具を加工することで、オリジナルの使いやすいアクセサリー用工具を製作することだって可能です!

ぜひ1度、お気軽にご相談くださいね!

アクセサリー用工具の製作なら杉原産業まで!

靴のバックルを真鍮で2個製作~ヴィンテージ調のゴールド~

元のバックル

とあるお客様から、特注で靴のバックルを製作するご依頼をいただきました。

 

なんでも、新しく購入されたベルトストラップとバックル付きの革靴(モンクストラップシューズとも言います)の、バックルの色が、なんとなく自分の好みとは合わないなと感じられたそうです。

 

いぶしシルバー 元バックル

こちらの写真が、お客様が自分で靴から取り外し、弊社までお送りくださった元のバックル(左右で2個)です。

色はシルバーで、使い込まれたように感じさせるいぶし風の加工がしてあります。

 

今回のお客様は、新しいバックルの仕上がりのイメージが、わりとしっかり固まっていたようで、お問い合わせの段階で、バックルの製作に関する質問をいくつかしてくださいました。

 

最初のお問い合わせでは、「送った元のバックルと、寸法も形も同じで、できたら真鍮で、ヴィンテージ調のゴールドカラーを表現することはできますか?」とご質問をうかがいました。

 

「もちろんできますよー!」とお答えさせていただき、お客様にお送りいただいたバックルを参考にしながら、新しい靴のバックルの製作に取りかからせていただきました。

 

真鍮素材でヴィンテージ感のあるゴールドバックルを製作

 

ゴールドバックル

今回は、新しい靴のバックルを左右で2個ずつ、新しく製作しました。

バックルのサイズは29mm×27mm、厚みは6mmで、元々靴についていたバックルと全く同じように作っています。

 

お客様の要望通り、素材は真鍮を使っています。

表面を少しいぶしたように加工したゴールドカラーで、以前のシルバーのバックルと比べると高級感があり、またヴィンテージ感も出ています。

 

2個のバックル完成後は、お客様に出来あがったバックルの画像をお送りして、仕上がりを確認していただきました。

 

真鍮素材のバックルは使い込むことで味のある色合いに

 

ゴールドバックル

また、製品の画像を確認していただいた後、再度お問い合わせをいただき、

「真鍮は使いこむと、くすんでくるような色合いになるかと思うのですが、その認識で間違っていないでしょうか?」と、聞かれました。

 

これは、お客様のおっしゃる通りです。

真鍮素材の金具は、時間が経つとくすんだような色味に変化していきます。ズボンのベルトなどでも、よく使われており、ヴィンテージ感の出ているものは真鍮製のものが多いです。

もちろん、個人の好みにもよりますが、「ヴィンテージっぽい金色が好き」というお客様でしたら、真鍮で金具を作っていただいて、問題はありませんよ!

 

バックル 取り付け後

2個のバックルを納品後、お客様から新しいバックルを取り付けた革靴のお写真をお送りいただきました。

 

新しいバックル

新しいバックルなのでまだ新品感は抜けませんが、使っていくうちにヴィンテージ調の色合いは革靴の色ともマッチしていき、そのうち本当のヴィンテージになっていることが想像できます。

 

これで、世界に1つだけの靴が完成です!!

 

杉原産業では、特注のバックルのオーダーもお待ちしております。
まずはお気軽にご相談くださいね!

 

ヴィンテージ調のバックルの製作なら杉原産業まで!

ネットを吊るすための強力な紐を180本加工して納品

紐 カット前

杉原産業のホームページを見て、ある建装会社様からお問い合わせをいただきました。

 

「カーテンレールから紐をぶら下げて、ネットを吊るしたいんですけど、紐を扱ってないですか?」とご相談を受けました。

ただ、紐といっても様々なものがあり、なかなかイメージがつかなかったので、「すみませんが、分かりやすい絵などありますか?」とお願いし、イメージ図をFAXで送っていただきました。

そのイメージを参考にしながらお話をうかがっていると、ようやくお客様のご希望をきちんと把握することができました。

なんでも、加古川市に新しくお店がオープンするそうで、その記念の装飾用ネットを吊り下げるために丈夫な紐が必要になるとのことでした。

 

「納期に間に合わなくなってしまうので、3日で仕入れてほしいのですがいけますか?」と聞かれました。3日というとかなり短納期ですが、かなりお困りのようでしたので、ぜひ力になれればと「大丈夫ですよ、なんとかやりますよー!」とお答えさせていただきました。

 

そしてなんとか目的とする紐を見つけて、3日で180本加工し、土曜日に納品させていただきました。

 

強度の高いカバン用の紐を探し出して加工

 

今回のご依頼では、お客様のご希望通りの紐を見つけることが一番問題でした。

さまざまな業者をあたり、「大きなものを吊るすための、強度が高い紐はないですか?」と聞いてまわったのですが、なかなか良いお返事はいただけませんでした。

それもそのはずです、お客様もいろんな業者に声をかけていたけど、無いと断られていたから、どうにかならないのか?という思いでご連絡を頂けたそうです。

「頑丈な紐って、どんなものがあるだろう?」と考えていると、1つ心当たりがありました。紙袋の取っ手やカバンのフチなどに使われているスピンドル紐です。

 

スピンドル紐

カバン関係などをあたりましたが、最初は無いという事だったのですが、なんとか理想の紐を見つけることができました。今回見つけた紐は芯入りのスピンドル紐で、紐の中心に芯が通っていることで、かなりの強度があります。

 

「強度の高いこんな紐が見つかったんですけど、どうですか?」とお客様に確認させていただきましたところ、これならいけます!とOKサインが出ました。

 

スピンドル紐

紐の太さは4mmで、スプリングリングをひっかけるために紐の両端に輪っかを作ってあります。輪は、金属製の留め具で、しっかりと留めてあります。

紐は140cmずつカットして、全部で180本をお客様に納品させていただきました。

 

お客様は「納期に間に合わないかも……」と大変お困りのようでしたが、無事に3日で納品することができて、「とても助かりましたー!」と喜んでいただくことができました。

 

お客様の力になることができて、私たちも大変嬉しい気持ちになりました!

 

紐の加工も杉原産業にお任せください!!

折れた運転席のハンドルを1つだけ製作

アウターハンドル

「運転席のハンドルが折れてしまったので、何とか再現して作ってもらえませんか?」とご依頼がありました。

折れたハンドルはTOYOTAの車のアウターハンドルです。運転席の外側についている、ガチャッと手前にひいてドアを開けるためのハンドル、それが折れてしまったとのことでした。

 

アウターハンドルが折れてしまったのは、おそらく経年による劣化が原因でしょう。「金属疲労」という言葉にもあるように、長い期間、何度も車のドアを開け閉めしてきたので、ある一点ばかりに力がかかってバキッと折れてしまったのかもしれません。

 

運転席のドアは、当然ながらもっとも開け閉めする機会が多いドアです。ここのドアのアウターハンドルが開け閉めできないなんて、不便どころの話ではありません。

大層お困りのお客様のために、「いいですよ、やれますよー!」と、喜んでご依頼を受けさせていただきました。

 

ロストワックス鋳造で強度の高いハンドルを製作

 

折れてしまった元のアウターハンドルは、亜鉛系金属の鋳物(いもの)でした。試しに磁石を近づけてみたのですが、くっつくことはなかったので鉄ではないでしょう。

 

新しいアウターハンドルの素材は真鍮です。元のアウターハンドルと同じく、鋳物(ロストワックス鋳造)で製作しています。

 

ロストワックス鋳造で作った鋳物は、溶接で作った部品と比べて、強度が充分にあります。細かい部品同士も一体化して鋳造するので、組み立てが必要なく、余分な継ぎ目ができないのが強度の理由です。

 

割れた部分の形を推測してきちんと復元したことがポイント

 

アウターハンドル

※写真上:ロストワックス鋳造で作ったハンドル
写真下:折れてしまった元のハンドル

 

一番苦労したのは、元のハンドルの形を再現することです。割れてしまったところもどんな形だったのが推測し、折れてしまったハンドルが「折れる前」の状態を復元できるように努力しました。

 

上の写真のように、生地が出来た段階でお客様に「こんな感じで、同じ形に仕上げることができましたけど、どうですかー?」と確認のご連絡を取らせていただきました。

そして、お客様から「OKです!」とGOサインをいただいてから、表面をキレイにメッキ加工させていただきました。

 

アウターハンドル

メッキ加工をしたことで、よく磨いた鏡のようにピカピカキレイになりました。お客様にも、納得していただけて何よりです。

 

お仕事用のお車か、プライベート用のお車かは存じませんが、キレイになったアウターハンドルで、これからも気持ち良く乗車していただけたらと思います!

 

車のドアハンドルの製作も杉原産業にお任せください!

1つしかないお気に入りのアクセサリーを3個製作

アクセサリーパーツの製作のご依頼です。

お客様から「とても気にいったアクセサリーがあって、それを同じものを製作してほしいんですけど、大丈夫ですかー?」というお問い合わせをいただきました。

 

ゴールドリング

上の写真が、お客様が気に入ったという、ゴールドリングのアクセサリーです。

たった1つしかない、元のゴールドリングを参考に、見た目がまったく同じものを作ってほしいとのことでした。ただ、いろんな業者に聞いてみたものの断られたという事だったので、本当に困っておられました。

杉原産業が受けた理由は、「どうしても作りたいんです!」と、強い気持ちがおありだったからです!

だからこそ、何とかお力添えをしたく、「OKです、やりましょう!」と依頼を受けさせていただきました。

 

元のアクセサリーの形を見ながら忠実に複製

 

ゴールドリング

今回ご依頼をいただいたアクセサリーは、細い金属をねじってつなげたような形をしています。

 

ただ、お客様からお借りしたアクセサリーをそのまま使って、型を作ろうとしてしまうと、アクセサリーに傷がついたり縮んでしまう可能性があります。

1つしかないアクセサリーを複製するために、元のアクセサリーをダメにしてしまってはもったいないので、元の形を見ながら、手作りでゴールドリングの原型を製作しました。

 

元のゴールドリングの形をよく見ながら、見た目がほとんど同じになるように、材料となる金属をねじったり、叩いたりして、細かいところまで試行錯誤をさせていただきました。

 

手作りしたアクセサリーの原型をもとにロストワックス用の金型を製作

 

まずは1つ、手作りでゴールドリングの原型を製作させていただきましたが、これから先、このゴールドリングを失くしてしまう時があるかもしれません。

 

ゴールドリングの直径はたったの2cm、失くしたまま探しても出てこない可能性は十分にあります。そこで、今回は手作りしたアクセサリーからロストワックス鋳造用の金型も製作させていただきました。

 

ロストワックス用の型を1つお作りしておけば、これから先何回でも同じアクセサリーを複製することができます。そんなにたくさん失くしたりしないとは思いますが、いつお客様がアクセサリーをもう1回作りたくなってもいいように、体制を整えておきたかったのです。しかも、ロストワックス鋳造ならキレイで丈夫に仕上がります。

 

そんなロストワックス鋳造で、3個ほど予備のアクセサリーをご用意させていただきました。納期は2~3週間でした。

 

元のアクセサリーとほとんど同じ見た目のアクセサリーを、お客様にお渡しさせていただきましたところ、「とても助かりましたー!」と、喜んでいただくことができました。お客様の気持ちに応えることができて、本当に良かったです!

 

1つしかないアクセサリーの製作なら杉原産業まで!

新しいカメラネジを切ってカメラスタンドを改良

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カメラを趣味にされているお客様が、弊社に直接訪ねて来られました。

お客様のご要望をお伺いしたところ、「カメラスタンドにネジ穴をあけて違うネジを付けたいから加工してほしいと仰られました。

 

カメラにはそれぞれネジ穴がついていて、スタンド側のネジをカメラの穴に挿して固定することで、撮影の時に手振れなどが少なくなり、少し難しい撮影や光の調整などがしやすくなります。

ただ、カメラスタンドのネジの太さと、カメラ本体のネジ穴の直径が微妙に合わなかったり、使い続けて緩んでくる場合もあり、そういう時はうまく固定が出来ないので困りものです。

商工会議所で紹介された加工業者に聞いても全て断られた

今回のお客様も、お気に入りのカメラとスタンドのネジ穴を合わせたいので、大阪の様々な加工業者に問合せたそうです。

 

最初はそのカメラスタンドの純正部品を作っている会社に、「違う種類のネジを入れる加工をしてほしいです」と依頼されたそうですが断られてしまい、それから東大阪にある加工業者をあちこち何件もまわって、依頼を受けてもらえるところを探しましたが、東大阪の商工会議所の紹介を受けていても、すべて断られてしまったそうです。

 

そこで、商工会議所の人に調べてもらって、最後に杉原産業をご紹介していただいたそうです。「ここでも依頼を断られてしまったら、もう諦めようと思って来たんです」と肩を落とされていたお客様のために、「何とかしてあげたい!」と思い、「大丈夫ですよ!」と今回のご依頼を引き受けさせていただきました。

 

カメラスタンドにネジ穴を開けてUSネジを取り付け

 

カメラネジ 取り付け

お客様からは「USネジを取り付けてほしい」とお伺いしていたので、そのネジが付けられる穴をカメラスタンドに開けました。USネジのネジ切りも行い、お客様の要望していたカメラスタンドに改良することが出来ました。

 

「ここでもカメラスタンドの加工が無理だったら諦めよう」と考えていらっしゃったお客様のお力になることが出来て、良かったです。

 

カメラネジを複数取り扱っているからこそスムーズに加工できた

杉原産業では、カメラとスタンド(三脚)を固定するためのカメラネジはもちろん、他にも様々なパーツのネジのお取り扱いがございます。

 

今回のケースのように、純正部品のメーカー様は加工・改良を受け付けていない場合もよくあります。それでも「諦めきれない、何とかしてほしい!」というお客様のご依頼を、杉原産業はお待ちしております。

 

ご依頼の際は、お使いになりたいパーツの種類や取り付けの位置など、詳しくヒアリングさせていただき、出来るだけお客様のご希望に近い物に仕上げられるように努めさせていただきます!

 

カメラのネジやパーツのことなら杉原産業まで!

鉄製プライスプレートを黒いレザー調に塗装して製作

ネームプレート

お客様から、商品に取り付けるプライスプレートのサンプルの製作依頼をいただきました。材質は鉄製を希望されていましたが、それに加えて「まるで黒いレザーのように見える加工をしてほしい!」というお話でした。

 

お客様から図面をいただいて、細部までの寸法も提案してくださっていたのですが、直角になっている部分など、物理的に再現が難しいところもありました。

 

鉄を何か所も曲げて、商品の棚にフックのように引っかけるタイプのプライスプレートを作りたいとおっしゃっていたので、そこはもちろん変えずに、再現不可能なところも、出来るだけお客様の提案に近い形に近づけて、製作を行いました。

 

ウレタンで黒く塗装しレザーの質感を表現

 

プライスカード 正面

製作したプライスプレートのサンプルは、横幅が50mmです。

 

プライスカード 横

プライスプレートを引っかけるところの幅は20mmです。これの上下をひっくり返して、商品棚に取り付ける形になります。

 

鉄を黒いレザーのように仕上げるための工夫は、表面の塗装です。鉄を曲げてから、ウレタン塗料で黒く色づけし、その際に本物のレザーの表面にあるような模様をつけています。何も加工を行わない鉄のプライスプレートよりも、グッと高級感が上がりました。プライスプレートが付けられた商品のイメージも、良くなりそうです。

 

また、もう1つの工夫として、プライスプレートがツルツル滑らないように、エンボス加工(片面から押し上げてもう片面を浮かしたり、特殊なインクを使ったりして凹凸を表現する)に近い加工を施しています。

 

なめらかな金属は滑りやすいのですが、「ある商品の値段が付けられたプライスプレートが、気付かないうちに隣の商品のところへ行っていた!」 となると大変ややこしいので、そうなりにくいような工夫をさせていただきました。

 

黒革 仕上げ

今回はこの鉄製プライスプレート(黒いレザー調仕上げ)のサンプルを、2~3日の納期で1個製作して、お客様に納品しました。この仕上がりを見て、改良点やもっとこうしてみたい! というご要望があれば、またご依頼を頂きたいなと思っております。

 

この記事のタイトルで「鉄をレザーっぽく見せるなんて無理じゃないの?」と思った方も、もしかしたらいらっしゃるかも知れませんが、工夫次第で、何とか理想の形に近づけることは出来ます。

 

もちろん、どうしても無理なこともありますが、杉原産業では出来るだけお客様のご要望にお応えして、喜んでいただきたいと思っておりますので、ちょっとくらい奇抜なアイデアでも、まずは気軽にご相談していただけたらなと思います。もちろん、シンプルなプライスプレートの製作も、喜んで!

 

プライスプレートの作製なら杉原産業まで!

釣り竿のリールの木製ノブを計140個加工

ツマミコクタン

今回は釣り竿のリールを巻くハンドルをつまむ部分に取り付けるノブという部品を、木製(カリン・黒檀)で、加工しました。

 

お客様からのお問い合わせでは、「リールのノブはつくれますかー?カリンと黒檀は手に入れることは出来ますか? 木の加工は出来ますかー?」と相談されました。

もちろん、いつものように「大丈夫ですよー!できますよー!」とご回答をさせて頂きました!

カリンと黒檀(コクタン)の特徴とついて

カリンツマミ2

カリンという木材は、テーブルや床材にも使われるもので、色はやや明るく黄褐色から赤褐色の間くらいです。みっしりとしていて重く、切削加工が難しくなるほどではありませんが、結構硬い部類の木材です。

 

ツマミ コクタン

また、コクタンは通常の家具以外に、仏壇やピアノの黒鍵に使われることもあり、濃褐色から漆黒の間くらいの色合いで、落ち着いた印象があります。写真のように、加工しても木目の縞模様が分かりやすく、とてもキレイです。カリンと同様かなり重く、漆黒に近いほど高級とされています。

?カリンと黒檀だけでなく木材をキレイに削れる会社は少ない

これらのカリンとコクタンから作る釣り竿のノブに関して、お客様はその形状にかなりこだわりを持っておられました。真ん中がゆるやかにくびれていて、ノブ上部にも丸みを持たせた、角のないやわらかいデザインです。

 

なかなかこのような形に、キレイに削ってくれる会社は少ないと思います。ここは杉原産業の持つ切削・加工ノウハウの出番ということで、喜んでご依頼を受けさせていただきました。

 

カリンのノブを100個、コクタンのノブを40個加工

 

 

コクタン ノブ

カリンのノブ、コクタンのノブを横から見た写真です。リールのハンドルに取り付けるための穴も、キレイに開けてあります。

 

木材の加工で大変なのは、木の内部の状態が実際に削って見ないと分からないことです。年輪の具合によってはラクに削りやすいこともあったり、逆にささくれていて硬くて削りにくいこともあり、同じ種類の木でも1本1本全然違うのです。

 

イヤな場合だと木材がジメジメと生乾きだったりすることもあり、どこか腐っている部分がないかなど、品質も確認しておかなくてはいけません。

 

加工法は、弊社で自信を持っている切削加工です。なかなかキレイにつくれない曲線部分も、お客様のこだわりに応えられるように、特に力を入れて加工しています。

 

カリンのノブは100個、コクタンのノブは40個製作して、お客様に納品させていただきました。年輪などによって、ノブ1つ1つに違った味わいがあるので、ぜひ愛着を持って長く使っていただければいいなぁと思っています。

 

今回のケースのように、こだわりのある素材やデザインのご相談に、これからも出来るだけ対応していきたいと思っていますので、「他社さんでは無理だった……」という場合にもぜひ1度ご相談下さいね!

 

釣り竿のリールのノブの加工も杉原産業まで!

オリジナルアクセサリーを真鍮とシルバーで製作

ブレスレット 金

お客様から、「オリジナルのアクセサリーを真鍮とシルバーで作りたいのですができますか?こちらでデザインの型は用意しているんですが、それを使ってやっていただけますか?」というようなご相談がありました。

 

?「大丈夫ですよー!できますよー!」と、いつものようにお答えさせていただきました。

 

オリジナルアクセサリーの製作にかかる費用についても納得していただき、お客様にブレスレットの留め型を送っていただきました。

 

全部で3種類お送りいただき、そのうち2種類をゴールドとシルバーで、1種類(とても細いブレスレット)はゴールドで製作してほしいとのご希望でした。

ゴールドと書いていますが、メッキをしたわけではなく、真鍮の素の色です。

 

真鍮をピカピカに磨いてキレイなゴールドに

ブレスレット アップ

このように、鳥の羽がぐるっと丸めたようなデザインで、シンプルで色んなお洋服に合わせやすそうです! 写真は真鍮製のゴールドのブレスレットなのですが、これが今回1番のこだわりです。

 

というのも、このゴールドはメッキではなく、真鍮そのものの色なのです。お客様のこだわりで、「ぜひ真鍮の素の色のブレスレットにしてほしい!」と言われていたので、その通りにさせていただきました。

 

ゴールドのアクセサリーは、結構人気がありますが、お手頃な値段なものは金メッキ加工されているものが多いです。ただメッキは、時間が経つと劣化して剥がれてきて、汚くなってしまいます。更にメッキが剥がれてしまったアクセサリーは、なんとなく安っぽく見えてしまいます。

 

なぜ、メッキを使わずにこんなにキレイにゴールドが発色しているのかというと、答えは単純で、丁寧にピカピカに磨き上げているからです。真鍮そのものの美しさを生かせるように、工夫させていただきました。

 

ちなみに、ベルトのバックルなども真鍮が良く使われていて、「長年愛用しているうちに黒ずんできてしまった!」なんてこともありますが、その場合は市販の研磨剤を使うと、またキレイな輝きを取り戻します。でも、人によっては、使い込んだヴィンテージ感を好む場合もあり、その場合は磨き直す必要はないのかも知れませんね。

 

シルバー ブレスレット

もちろん、シルバーのブレスレットもキレイに磨いて仕上げているので、ピカピカです!

 

今回はサンプルの納品ということで、今後どのような形でお客様の売り出す商品になるのか分かりませんが、こだわりを生かしたブレスレットが人気の商品になればいいなと思っております。

 

ブレスレットではなくても、ネックレスのパーツや指輪など、今回のように「メッキを使わないオリジナルのアクセサリーを作ってほしい! 」というご依頼も、お待ちしております。

小ロット、例えばサンプルで数点という場合でも大丈夫です。まずはお気軽にご相談ください!

 

オリジナルアクセサリーの製作ならこちら!