ブログ|杉原産業株式会社

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チタン製オリジナル腕時計の留め金具修理

オリジナル腕時計の留め金具修理後の完成品

 

思い入れのあるオリジナル腕時計のベルトの留め金具を修理してほしい

弊社のホームページを見たお客様から、「オリジナル腕時計の留め金具が壊れたので、留められるように修理して欲しい」とメールを頂きました。

そしてお電話をさせていただくと、他の業者に依頼を出してみたけど、何度も難しいといって断られたと言う事で、諦めていたところに杉原産業のホームページを見つけて、ダメ元で問い合わせをしたという事でした。

そして、時計の事も聞かせていただくと、「この時計はチタンでオリジナルで作ったという事で、ものすごく思い入れがあってこれからも使いたいから、どうにかして留め金具のところが留まるようにしてほしいんです。できませんか?」と非常に困っておられたので、「できますよ!安心してください」と引き受けさせていただきました。

ベルトの留め具の仕組みを確認してできそうな事を探す

留め金具の構造



この留め金具の仕組みが、右側にある穴にはめて、留めるというシンプルな仕組みでした。

ただ、ずっと使い続けているうちに、金属が摩耗してカチっと留まらなくなったようです。

そうすると、一般的な時計ベルトのプッシュ式のような構造にはなっていないので、また違った造りにする必要があります。

ここから考えられるのは、2つです。

  1. 1,元々ついているピンを穴に入れて別の押さえ方をする。
  2. 2,今の留め具のピンが付いているところから変える。

 

他にもまだ思いつくものはありますが、オリジナルで作られた思い入れのある時計と言う事だったので、2の今あるパーツを外すのは正直心もとないと思います。

それであれば、微細な加工技術を要する事になりますが、1の元々ついているピンを活かして、今の状態のままピンを押さえれるようにする方が、お客様にとっても気持ちが良いと思います

その為、修理をする方法は、ベルトの横に小さな穴を空けて、小さなネジを取付けて、一番奥まで回せば固定され、ほんの少し緩めれば外れるように使い勝手を考えた調整を行う事にしました。

ネジの取り付け時の問題と解決策

ベルトにネジをはめ込んでいる様子

このネジを取付ける際、元々はチタンに直接ネジを取付ける予定でしたが、予期せぬ問題が起きました。

チタンに直接、ねじ切りを行っても、なぜかボロボロと崩れてネジ切りができなかったのです。

それであればと、解決策として、ベルトのチタンに穴をあけて、その穴の中に入るギリギリの寸法の小さなパイプを切削加工で作成し、圧入をしてガッチリとはめ込みました。

そして、そのパイプにネジ切りを作って、長さを微調整したネジを入れました。

ネジの長さの微調整というのは、最後まで回した時にガチっと留まる状態、ほんの少し回しただけで緩めた状態になるように長さを計算して調整を行いました。

ネジの頭にある黒いものは特殊なゴム

ベルトに取付けたネジと頭の樹脂

このネジの頭についている黒いものは特殊なゴムを用いています。

実はこのゴムは、普通のゴムよりも非常に耐久性が高く、柔らかすぎない程よい触感を持っています。

また、ネジの頭なので、手でクルッと回した時にゴムだけ回転してネジが回らなくなると困るので、本当に良いゴムを利用してなかなか外れないように工夫をして取付をさせていただきました。

 

オリジナル腕時計の留め金具の修理が完成して頂いたお声

修理が完成してからお客様に、「できましたよー!!」とお送りさせていただきました。
そうするとお客様から、「諦めてたんですけど、もう完璧です!」と有り難いお声を頂きました。

そして少しお話しをして、どうも感動が留まらなかったようで、「本で紹介してもいいですか!?」とまで言っていただけました。

お客様が何をされている方なのか分からないのですが、ここまで感動してただけると本当にやってよかった!と思いました。

杉原産業は、他の業者で断られて困ったな…。
という方に対して、先ず無理です!というのではなく、できる方法を考えます!というスタンスでお手伝いをさせていただいております。

他で断られたとしても柔軟に解決策を考えるので、ぜひお気軽にお問合せくださいませ。

 

亜鉛で低コストのGフック(留め金具)をオーダー製作

Gフック完成品



【留め金具のGフックの詳細】
材料:亜鉛
納品:100個
用途:バッグなどのウェブベルトや安全ベルトに利用

Gフックを改良した図面通りに製作できませんか?

お客様から、図面と一緒に「このGフックを図面通りに製作できませんか?」とお問合せを頂きました。

Gフックの依頼詳細図


これが実際に送られてきた、かなり細かく寸法を表しているイラスト図面です。

文章で見ているだけだと、簡単な加工に感じてしまいますが、実は線を細くしたり、穴の角度を同じにしたりなどは、なかなか難しい加工になります。

しかし、杉原産業では製作できる技術があるので、「できますよー!」と返答をさせていただきました。

ただ問題は、利用用途です。

 

留め金具(Gフック)は利用用途に応じて材料と加工方法を選ぶ必要がある。

利用用途をお伺いすると、ロッククライミングなどで利用するという事でした。

もし、ベルトに利用するとなった場合、人の命を預けるものになるので、かなり強度が必要です。

その為、今回のGフックを作成する際はプレス加工でやるのが理想だと思いました。

金具の強度は、材料だけで変わるわけではなく、加工方法によって差が出てきます。

実際にプレス加工は非常に高い強度の物を作れるので、そういった意味で最適な加工法でした。

 

プレス加工には型が必要で、コストが上がる

プレス加工は、上から圧力をかけて型の通りに製作する方法です。その為、強度の高い型を作成する必要があり、先ず要望通りの寸法の型を作成します。

そして、微調整を繰り返して、適切な型が完成します。

想像以上に型の作成にも時間がかかるので、型を作るだけでも相当費用が掛かります。

そして、元々の商品の材料は、ジュラルミンという(アルミニウム合金)でできており、非常に強度の高い留め金具になっておりました。

また、線を細くするという事だったので、強度は確実に落ちてしまいます。

その為、同じジュラルミンでプレス加工で製作をする事を前提にお見積りを出させていただきました。

しかし、見積を出した金額は、お客様の予想を上回る金額でした。

 

実際にどのくらいの金額で考えていたのかと聞くと、どれだけコスト削減を行っても不可能に近い金額だったので、それなら材料を変えて亜鉛でやってみてはどうか?と御提案をさせていただいて、依頼を受けることになりました。

 

亜鉛はアルミの次に機械的強度に強く、鋳造に向いている材料

亜鉛は、アルミニウム合金の次に機械的な強度を持っており、実際にアルミ合金の次に使用量の多い材料でもあります。

なにより、キャスティングという、ラバー型に流す鋳造法に向いている材料なので、プレス加工よりも費用を抑えることが可能です。

そして、Gフックの製作に取り掛からせていただきました。

 

最初の亜鉛のGフックは思った以上に強度が弱かった

図面通りに製作したGフック

図面通りにフックになっている部分の線を細めに制作をしました。

しかし、ここにはベルトを掛けるところであり、力の掛かるところなので、少々心配な細さです。

Gフックにベルトを掛けた様子
実際にこの様にベルトを掛けて利用するみたいなのですが、お客様に聞くと案の定、強度が弱く曲がってしまったという事でした。

どの位の力が掛かるのか分からないですが、細くした部分の線を太くするしかありません。

そしてもう一度、太くしたサンプルを出すと、今後は全く問題が無かったということで、製作をさせていただきました。

これで図面に書いていただいていた、ずっと使い続けられるような強度になったんじゃないかな…と思います!

 

Gフック(留め金具)を製作して杉原産業から一言

このGフックは形がシンプルに見えて結構曲げていたりする部分が複雑なので、製作には技術が必要です。

ただ、難しい事ほど、やりたくなるのが杉原産業です!

「こんなんできますかー!?」とおっしゃっていただければ、実現させる為に様々な方法やノウハウを使って応用して、要望に合うものを製作させていただきます。

もちろんGフックなどの留め金具も大歓迎です!

普通はコストが見合わないような小ロットの製作物でも、材料問わず請けていることが多いので、迷わず!悩まず!お気軽に杉原産業にお問合せくださいませ。

 

釣り道具のジョイント金具をアルミで製作

グリップロッドのジョイント金具
【グリップロッドのジョイント金具の詳細】
数量:3個
納期2ヵ月ぐらい

 

この図面通りにジョイント金具をつくれますか?

今回は釣りで使うグリップロッドを扱っているメーカー様から、「この図面で3個ほどつくれませんか?」とお問合せをいただきました。

ジョイント金具の図面
送られてきた図面を見てみると、この図面通りに作るのは簡単です。
しかし、この様な差し込むタイプのものは、差し込む側のものが正確でない事が多く、微妙なズレが必ずって言っていいほどあります。

 

その為、その差し込む側にピッタリと合わせなければ、作っても良いものができない可能性があります。また、この図面では内径が無かったので、どの程度の広さがいるのかわかりませんでしたので、「差し込み側のものが無ければ、良いものは作れないです」とお伝えをさせていただきました。

 

そうすると、お客様からすぐに差し込む側のものを送っていただけたので、「そしたらパーフェクトなものをつくってお渡しします!」と請けさせていただきました。

 

ジョイント金具内部の微調整を繰り返して、パーフェクトに

先ず、内径寸法を測ってから、サンプルの形をつくりました。

はめ込んでみると、案の定、1回目の試作はキツくて入りが悪かったです。
そして、2回目は少し微調整をして、はめ込んでみると、微妙にパーフェクトとは言いずらい些細な緩さが金具にあったので、更に微調整を繰り返していきました。

 

微調整をして取り付けて、微調整をして取り付けてというのを何度も繰り返していくことで、図面に無い1ミリ以下の細かな部分を埋めることができます。そして、緩くもなくキツくもなく、程よい頃合いのジョイント金具に仕上がりました。

 

こういった作業は、内部を合わせる技術が必要になってきます。
また、ジョイント金具を取付ける相手側に関しても、1個づつ微妙な寸法差はあるので、やっぱり最後は手作業で程よく収まるように仕上げる必要性があります。

こうして、アルミでジョイント金具の製作をして、メッキ加工などはせずに納品をさせていただきました。

 

杉原産業の金具加工にかける想い

杉原産業では、「お客様に喜んでほしい!」という想いで、金具の加工のお手伝いをさせていただいております。

その為、「他で断られた」「できるかどうか自信無いようなもの」「図面が無いけどできないかな…」「1個とか小ロットでも頼んでいいのかな…」といったお客様の金具製作のご依頼でも請けさせていただく事が多いです。

もちろん、図面通りにするだけでもなく、その製作するものの目的に応じて最高のパフォーマンスが出せる、良い意味で予想を上回る金具製作を常に意識して金具の製作だけでなく、ありとあらゆる製作を行っております!

 

困ったな…。どうやったら作れるんだろう…。他の業者に断られたし無理なのかな…。と思う前に、金具の事でもなんでも、一度、杉原産業にお問合せください!

アパレル金具パーツのボタンとファスナーを製作

ボタンとファスナー正面

ボタンとファスナーの詳細情報

寸法:直径20mm×高さ2.8mm
ボタン:1,000個
ファスナー:500個
納期:1ヵ月程

 

ロゴを金具のボタンとかファスナーにできないですか?

イタリアでファッションブランドとして、活動されている企業様から「ロゴを使って金属製のボタンとかファスナーを作ってもらえないですか?」とご連絡をいただきました。

そして、平面のみのロゴのイラストを送ってこられました

しかし、平面だけではイメージされているボタンとファスナーがどのようなものか分かりません。
その為、簡単な手書きのイラストを書いて、「こんなんですかー?」とお客様に見て頂きました。

そこで、だいたいのイメージを掴んでいただけたので、サンプルの製作に取りかかりました。

 

ボタンとファスナーのサンプルを真鍮で製作

サンプルを製作するときの課題点が1つありました。

サイズや利用する素材の希望が無い。

先ず、どの寸法にするのかを決めますが、ボタンによくありそうなサイズの直径20mm×高さ2.8mmに設定をしました。

そして、真鍮を使って実際にボタンとファスナーのサンプルを製作しました。

そうすると、1発でこれでお願いします。と「OK」が出たので、そのまま作らせていただきました。

 

製品を製作するにあたってコストを抑える為に亜鉛を使用

OKのでたサンプルは真鍮で作ったのですが、お客様の求めている単価にはならなかった為、亜鉛を用いてコスト削減を図りました。

素材が変わると加工方法も少し変えないといけないので、少しづつ調整していきながら量産できるよう製作を行っていきました。

そもそも真鍮と亜鉛の違いは、銅に亜鉛を20%程含ませた合金が真鍮で、亜鉛は純粋な金属です。
また亜鉛の特徴は、融点が低いので、寸法精度の高いものが製作できる事。更に腐食しにくくサビも発生しにくい材料です。ただし、機械的強度は銅に比べると低いです。

また亜鉛の色は白に近いので、今回の少しレトロのような雰囲気を出すには表面処理が必要です。

 

ボタンとファスナーの仕上げにシルバーブロンズの表面処理

メッキ加工を表面処理ともいうが、その中でもシルバーブロンズといって、シルバーメッキをしてから、黒のメッキを付けて一部を剥がして、シルバーとブラックの部分でのコントラストを付けました。

これによって、レトロ感が出たり、少々の汚れが目立たなくなります。

 

アパレル金具パーツを製作して杉原産業から一言

イメージはあるんだけど説明もイラストもしづらいという方からのお問合せが多いのですが、そういったものでも形にするお手伝いをさせていただいております。

今回のボタンとファスナーに関しても完成イメージが沸いていなかったようでしたが、少し時間は頂きますが完成までお手伝いをさせていただきました!

他の業者で「出来ない」と断られた事でも、どれだけ難しい事でも「やります!考えます!」の精神でお手伝いをさせていただいております。一度お気軽にご相談くださいませ!

 

世界最小のダイヤレーンを製作(量産も可能)

世界最小のダイヤレーン

ダイヤレーンの詳細情報

商品名:ダイヤレーン
寸法:1.65mm(1つ)
単日加工可能長さ:80cm
加工可能材料:金・銀・真鍮など
用途:ダイヤなどを入れる宝飾品の地金,アクセサリー

今回は依頼を頂いたわけではないのですが、どこにもない物を作りたい!という想いが強い杉原産業ならではの商品のご紹介です。

 

世界でどこにもない1.65mmのダイヤレーンを製造

ダイヤレーンと言うと、ダイヤモンドを入れるブレスレットやネックレスなどの事を指しますが、一般的な最小規格は今まで2mmでした。

2mmというと、定規でも目を凝らしてみないと分かりにくいサイズですが、今回は世界でどこにもなかった1.65mmのダイヤレーンの製造に挑戦してみました。

1.65mmは手作業で作る場合は、できなくは無いサイズです。
しかし、量産をする事を考えて作るとなると相当微細な加工技術が必要です!

実際にいろいろと試行錯誤を繰り返して、型を作成して工夫を重ねてやっていくうちに、量産が可能な体制での製造に成功することができました。

 

1.65mmのダイヤレーンには、どのサイズのダイヤが入るのか

ダイヤモンドの表記は、カラット(ct)という表記になっており、サイズはカットの方法によって変わります。

その為なかなか表しづらいのですが、一つの目安として標準カットのブリリアントカットをしたダイヤモンドを例に、サイズ表を作成してみました。

ブリリアントカットでの寸法

この中で言うと一般的な2mmのダイヤレーンであれば、0.025ct~0.033ctが入ります。

1.65mmのダイヤレーンには、0.01ctのダイヤモンドを入れることができるようになります。

また、サイズの合うものであれば、他にもいろんな石を入れることができます。

 

金、銀、プラチナでもダイヤレーンの製作が可能

素材が変わると製作できなくなることも良くある話なのですが、金でも銀でもプラチナでも製作することができるように工夫をして量産体制を整えました。

更に、ものすごくなめらかなので、今まで45度ほどしか曲がらなかった素材が多かったのですが、80度も曲がったりします。

ものすごくなめらかなので、チャームやイヤリングに利用したり、身に着けるアクセサリーとして長時間付けていても、ものすごく馴染みやすいので、喜んでいただけるでしょう。

また、このダイヤレーンは細かい組み立て加工も必要ですが、そのノウハウもあり、医療機器や微細加工の技術に応用することができます。

 

多種多様な形や色の石が入り自由度が高い

このダイヤチェーンは、一つ一つ手作業でしているので、いろんな形の石が入ります。
その為、好きなようにたくさんの色の石を使って、好きなようなデザインにできます。

更に、2mmの金型もあるので、更にいろんなバリエーションでデザインができます。

 

世界初のダイヤレーンはOEMも商品化も早い者勝ちです

この世界最小かつなめらかなダイヤレーン(カップチェーン)を使って商品化したい方も、オリジナルのアクセサリーをデザイン開発したい方はぜひご相談ください。

アクセサリー業界がびっくりするダイヤレーンを使った商品化は、どんなに難しい事でも、物理的に不可能ではない限り、やります!考えます!の杉原産業にお任せください。

POM樹脂ギアの追加工~ベアリングが外れない微妙な隙間~

プラスチックギア

POM樹脂ギアからベアリングが外れない程度のクリアランス

今回は、釣りに使うリールのギアを加工されている方から、「POM樹脂ギアの表裏にベアリングが入るハウジングを手で入れても外れない程度のクリアランスがあるように別の製作所にて追加工してもらっています。しかし、芯ブレの酷いものが混じることがあり困っています。ただ、商品の相場があるので、それを下回るように加工できないですか?」とご依頼をいただきました。

もちろん、いつも通り、「できますよー!大丈夫ですよ!」とお伝えをさせていただいて、手書きの図面と加工前のプラスチックギアの写真と現在の完成品の写真を送って頂きました。

 

POM樹脂ギアとは

POMというのは、ポリアセタールの事です。
プラスチック加工をする方などには、POM樹脂やポムなどと呼ばれています。

なので、POM樹脂ギアとは、もうそのままで、ポリアセタール樹脂でつくったギアの事になります。

特徴としては、機械的強度が高く、吸水性が小さく、耐摩耗性にも優れているので、水場で利用するリールに適した材料です。

 

アブガルシアのリールのPOM樹脂ギア

この追加工をすることになったギアは、アブガルシアのリールのPOM樹脂ギアのようです。

アブガルシアというのは、釣り具の総合メーカーです。
釣りをしないのであまりわからないのですが、スピニングリールで有名なメーカーのようです。

なぜ、アブガルシアのPOM樹脂ギアにベアリングを付ける為の追加工が必要だったのかというと、そのままでも使えない事はないのですが、どうも動きが悪く、更に使いやすくするための工夫だったようです。

お客様の想いがあって加工をさせていただくのは、ただただ加工をするよりも楽しく、加工のし甲斐があります!

 

サンプルに5つのPOM樹脂ギアを追加工

今回の加工方法はノウハウが多くつまっているので、お伝えすることはできませんが、芯ブレがなく安定した隙間をプラスチックギアに穴を空ける事に成功しました。

そして、実際にサンプルを送らせていただいてベアリングに入れてからの感じを試していただくと、POM樹脂ギアに空けた穴が安定していたという事でしたので、加工面ではクリアしました。

後は、ここからが問題で、今の加工業者様よりも高くなるようであれば、それはそれでお得ではありません。

しかし、提示した金額は、現在の金額よりも20%程安かったようでした。

実際にお客様のボーダーをはるかに下回る金額で安定した加工だったので、非常に喜んでいただけました!

 

POM樹脂ギアの加工を終えて、杉原産業から一言

なにか目的があって、加工業者を利用されていると思います。
ただ、もし悩みが解消できなくてお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

今までの経験から、お手伝いできる事は多くあります!また、したことが無いことでも、できるように考えて実際に解決させていただいております。

POM樹脂などのプラスチックの加工は杉原産業にお任せください。

ベビーカーに付けるアルミ製の回転フックをオーダー製作

フック
 

回転するSカンフック作れないですか?

「回転するようなSカンフックって無くて、なかなか作れないみたいなんですけど、作れませんか?」と、ベビーカーやキャリーバッグなどに使うファンクションフックを販売されているメーカー様からお問合わせを頂きました。

すかさず、「大丈夫ですよ!できますよ!すぐにサンプル出すので、任せてください!」と返事をさせていただきました。

有りそうでない商品って山ほどあるので、実際にないのかなーと調べさせていただいたところ、回転カンとSカンは、それぞれ流通していましたが、この2種類がジョイントされているパーツとなると、ありませんでした。そのため、オリジナルで製作する必要があります。

他には無い商品を製作して、喜んでもらえるのが嬉しいので、難しいなと思ってもできる!という想いで、お手伝いをさせていただいております。

鉄でつくった回転フック

鉄のフック
先ずサンプルとして、鉄を使って線材加工でカットして、ねじって、叩いて、組み立てて、製作させていただきました。

数も数なので機械などを使うと、それなりのコストがかかってしまいます。
そうなるとお客様の負担が増えるだけになるので、手作業で製作をさせていただきました。

しかし、杉原産業では、大量生産をできない方法で製作はしません。

将来的に大量生産をする想定の商品なので、大量生産ができない製作手法では意味がありません。

それでも、大量生産が可能と踏んで、手作業で製作をさせていただきました。

実は軽いものが良いのでアルミでできませんか?

鉄で製作したサンプルを見て頂くと、「できたんですね!」と喜んで頂けました。

しかし、「実は…。軽いものがいいので、アルミでできませんか?」という追加要望が入ってきました。

鉄とアルミは全くもって材料の性質が違います。
その為、鉄でできてもアルミでできない商品は山ほどあります。

だからこそ、お客様も最初に言ってこなかったのかもしれません。

「わかりました、アルミで作りましょう!」と言って製作に取り掛かりました。

実際に、製作することができたので、すぐにサンプルをお客様に提出をさせていただきました。

アルミ製の回転フックはできないと思ってた

アルミで作った回転フックを製作させていただいて、サンプルを出したところ、「できたんですかー!ありがとうございます」と、めちゃくちゃ喜んでくれました。

お客様は何度か業者に依頼したことがあったようですが、今まで作れなかったみたいです。

その為、できないと思っておられたようなんですが、実際につくれることができたので、ビックリされてました。

杉原産業は、どれだけ難しくても「できません!ではなく、できる方法を考える!」というスタンスでお手伝いをさせていただいております。

世の中に無い商品でも、想像の商品でも、できないと思う前に杉原産業にお問合せください。

ギボシ留め金具のオーダー製作~頭に文字を刻印したギボシ金具~

3種類のギボシ

 

【ギボシの詳細情報】

品名:ギボシ留め金具
用途:レザーバッグやカバン、アクセサリーやファッショングッズなどの様々なアイテムの留め金具として利用される。また、ワンポイントアクセサリーとしても人気があります。

ギボシとは?(”擬宝珠=ぎぼうしゅ”との違い)

“起源は諸説あり、一つは仏教における宝珠から来ているとするものである。宝珠は釈迦の骨壺(舎利壺)の形とも、龍神の頭の中から出てきたという珠のこととも言われ、地蔵菩薩などの仏像が手のひらに乗せているものである。 この宝珠を模した形から模擬の宝珠という意味で擬宝珠とつけられたというもの。引用元:ウィキペディア

よく間違えられるものに擬宝珠というものがあり、擬宝珠とは上記のように説明にある、京都の三条大橋の欄干に取付けられている、ボツボツした飾りの部分のことです。

京都三条大橋の擬宝珠


三条大橋の擬宝珠

主にカバンなどの留め金具として利用されるもので、ギボシ・ギボシ金具・ギボシ留め金具と呼ばれています。

擬宝珠と良く似ている形なので、ギボシと呼ぶという所説もあります。

ただ、擬宝珠とは利用する用途が少し違います。

ギボシ留め金具の頭に文字を刻印

ギボシ金具の刻印文字



今回のギボシ金具の頭には写真のように、文字を刻印しています。

これはメーカーの名前を入れたり商品の名前を入れたりする時にこのように刻印をするのですが、ギボシ金具の頭が丸くなっているので、なかなかこのようにキレイに刻印をするのが難しいのです。

この様に刻印をする手法は何種類かあり、形状によって難易度が変わります。

刻印するときの加工方法は4種類

  • ・プレス加工
  • ・エッチング加工
  • ・機械彫り
  • ・レーザー加工

上記の4種類の方法で刻印ができます。

それぞれの加工方法には特徴があります。

プレス加工

フラットな面はかなりクッキリとしたものができるけど、曲面が苦手です。

機械彫り

曲面やフラット面など、どんな面にも利用できます。

エッチング加工

成型加工の前に、エッチングで文字を刻印してから、成型加工を行う。

レーザー加工

レーザーは刻印の深さが出ないので、クッキリでない。

ギボシ金具に向いている刻印手法

今回のように全ての商品で文字がクッキリと均一な仕上がりとなるように刻印にしようと思うと、機械掘りが適しています。しかし、1つあたりのコストが上がってしまいます。

コスト面でいうと、プレス加工が優れているのですが、上から圧力をかけて、型通りに刻印をするプレス加工は、曲がった部分が苦手で、熟練の腕と綿密な調整が必要です。

ただ、仕上がりを見てみると、曲がった部分もものすごくキレイに仕上がっており、実際に納品をさせていただいたお客様には喜んでいただけました。

ギボシ金具のオーダー製作について

今回の一番上の写真は、弊社で製作したいろいろなギボシ金具です。どの依頼も「こんなんできますかー?」といった質問からの依頼でしたが、「できますよー!」と請けさせていただいて、作ったものです。

ギボシ金具のオーダー製作をお考えの方は、いつでもお気軽にご相談ください!

ちょっと難しいものでも、出来る方法を考えます。

オールドタックルのパーツを特殊曲げ加工で作成

ピッグテール2


【詳細情報】

品名:オールドタックルパーツ(ピッグテール)
数量:1000個
材料:真鍮(上にニッケルメッキ)
サイズ:横幅20mm、穴の内径1.5mm
納期:2ヵ月(サンプル作成から)

 

オールドタックルに使うこんなパーツを作れますか?

 

オールドテイストが好きな企業様からお問合せを頂きました。
イメージが送られてきて、「オールドタックルに使う、こんなもの作れますか?」ということです。

そしてイメージを見ていつものごとく「やりますよ!」と返答させていただきました。

 

オールドタックルとは?

 

ブラックバス釣りが好きな方は恐らく知らない人はいないと思います。
ヴィンテージのルアーのことです。

色々ネットで調べてみてもなかなか数が少ないようで、そんなにでてきませんでした。

ちなみに、少し釣りをしたことがある方なら、このパーツどうやって使うの?と疑問に感じると思います。

タックル


取付け位置は、タックルの目の上の部分で、トサカになるように取付けます。

これがどういう効果を得られるのかわかりませんが、ものすごく特殊な形状のルアーになります。

ちなみに、Heddon(ヘドン)というアメリカのルアーメーカーが出している#1700S Wigglerという名前のルアーはピッグテールがついています。

釣り具やさんに行ってもなかなか見ないものですが、オールドタックルが好きな人の間では、1つ10,000円以上のプレミアがついているものもあります。

 

ピッグテールの由来

butanosipppo ピッグテールパーツ


良く見ると豚のしっぽのような丸まり方をしています。

ただ、実はこのピッグテール、小さな丸く巻いている部分の加工がものすごく難しいのです。

 

杉原産業のノウハウを結集した曲げ加工

 

このピッグテールの作成方法を公開することはできませんが。

普通とは違った曲げ加工の方法でやっています。
本来、このような小さく回転させる場合、円を作る部分に棒を挿して曲げていきます。

しかし、1.5mmの小さな内径にしようと思うと、支える棒の方が負けてしまうので、なかなか今回のピッグテールの様に小さな内径ではできません。

その為、特殊な曲げ加工を利用して、この形を作りました。

 

へこんでいるところはプレス加工で

 

ピッグテール


また、丸めたところはペチャンとへこんでいるのが分かると思います。

小さく丸めた部分2箇所と、ネジ止めする部分2箇所の合計4か所をプレス加工でへこませています。

 

サンプルを作成して、確認後に本生産

 

上記の方法でお客様の要望に合うタックルパーツのサンプルを作成してから、お客様に確認していただくと、「これで大丈夫です!」と、そのまま生産に移らせていただきました。

加工工程は次の通りです。

 

  1. 1、寸法を計算して切断
  2. 2、真鍮の曲げ加工
  3. 3、プレス加工
  4. 4、ニッケルメッキ加工

 

基本的にはこの4つの工程で完成です。

工程だけ見るとものすごくシンプルですが、ノウハウが詰まった金属パーツです。

 

今回のお客様も、作りたいという想いを強くお持ちだったので、出来上がった時は大変よろこんでいただけて嬉しかったですね!

杉原産業では、他の業者で断られたり、できるのかな…と悩んでいる方のお手伝いをさせていただいています!

金属パーツ加工ならお気軽にご相談ください!

ステンレス製のパッチン錠をベンダー曲げで作成

パッチン錠


<詳細情報>

品名:パッチン錠
材料:ステンレス
加工:ベンダー曲げ
個数:5個
納期:1週間

 

パッチン錠の部品が無くて困ってます!いくらで作れますか?

 

今回の事例は、修理などをしている会社様からで、ホームページを見てお電話を頂きました。
「パッチン錠の修理をしたいんだけど、部品が無くていくらで作れるのか聞きたいです」という内容の問合せでした。

どんなものを作ればいいの分からないので、図面とか送っていただけますか?と確認したところ、3つの写真を送っていただきました。

パッチン錠②


パッチン錠


パッチン錠1


上記が送っていただいた写真なんですけど、図面ではないのでこれではなかなか寸法が分かりにくいです。
その為、現物を送ってほしいとお願いしたところ、すぐに送っていただけたので、それから寸法などを確認することができました。

そして、実際にできる値段を提示させていただいたところ、お客様の想定と一致していたので、そのまま依頼を頂きました。

 

パッチン錠とは?

 

良く見るものだと思いますが、そもそもパッチン錠って何に使うものなのかというと、旅行バッグや工具箱に多く用いられている留め金具のことです。
また、電信柱の黄色と黒のラインが入ったものを取付けるのも実はパッチン錠です。

パッチン錠の名前の由来は、パッチン錠を止める時になる「パチンッ!」という音から来ています。
そして、パッチン錠以外にも呼び方があり、パチン錠、スナップ錠などとも呼ばれます。

パッチン錠は留め具に利用されるので、錆びて動きが悪くなったり、また劣化して強度が落ちてしまったりしないように、錆びず劣化しづらいステンレスを主に使います。

また、フックになっている部分と引っ張られる構造の留め金具なので、ある程度の張力が掛かります。この張力のおかげで、シッカリと締結できます。

 

ベンダー加工で作成

 

ベンダー加工というのは、ベンダーという曲げ専用の機械を使用して、今回であればステンレスを求めている角度に曲げる金属加工のことです。

ベンダーには、テコの原理で行う手曲げ加工や機械を使って数値を入力して自動で行うNCベンダーや、パイプイスなどのパイプ状になっている金属を曲げる為のパイプベンダーという加工方法も存在します。

どの曲げ加工で行うのかは、材料や目的とするものによって異なりますし、金属加工業者によって行える曲げ加工が違うので、実は値段が本当に様々な加工方法なんです。

そして今回は、小ロットだったので手曲げで行わせていただきました!

 

5個という小ロットでも喜んで対応します。

 

今回の依頼は5個という小ロットでした。
その為、なかなか請けれない加工業者が多いと思いますが、杉原産業では困っている人のために喜んで受けさせていただいております。

だって、喜んでもらえたら嬉しいですからね!

実際にお客様の求められる納期で、要望通りのパッチン錠を作成すると、お客様からありがたいお声も頂きました!

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杉原産業は「作れないかなー、やってくれないだろうなー」と思っている方のお手伝いをさせていただいております。

一度お気軽にご相談ください!