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オリジナル2重カンの製作事例 | 一般的な2重カンとの違いは?

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二重カン1

 

キーホルダー類の部品として多く使用される、2重カン(2重環)をオリジナル製作しました。

 

オリジナル2重カンの材質は、オーステナイト系のステンレス(SUS304)です。

 

硬いステンレスを曲げて綺麗な環状にする技術力

 

二重カン2

 

二重カンの内径は約1cmです。キーホルダー類に付ける丸カンとしては、特別めずらしくはない大きさでしょう。

 

ただ、今回曲げる棒状の金属は、先述したようにステンレス。

 

加工のしやすさから、本来二重カンは真鍮で作られるケースが多いです。ただ真鍮製二重カンは曲がりやすいがために、繋ぎとめているパーツが外れやすいという欠点があります。

 

ステンレスはそうした真鍮、またはアルミや銅などと比較すると、とても硬い金属なので、それを環状に曲げること(しかも2周ぶん)は、簡単そうでいて実は難しい作業です。

 

商品として売るのに問題ない品質で、ステンレス製2重カンを作り上げるためには、様々な金属を綺麗に曲げ加工できる技術力が必要なのではないかと思われます。

 

杉原産業オリジナルの2重カンと、よく見かける2重カンの比較

 

二重カン比較

 

左が当社「杉原産業」がオリジナル製作した2重カン、右が市販でもよく見かけるタイプの2重カンです。これら2種の2重カンの違いに、気付いたでしょうか?

 

左のオリジナル2重カンのほうは、曲げ加工において、いわゆる”2週目”に入るところで、スロープのように滑らかに角度が付けてあります。ここでは、段差有りの2重カンとしましょう。

 

段差有りの2重カンは、右の2重カンと比べて、フラットに仕上がっています。机のような平面上においても、ガタガタ動くことのない形です。

 

チャームなどを2重カンに通す際も、段差があったほうがスムーズに通しやすいです。

 

ちょっとした工夫ではありますが、そのおかげで見た目は洗練され、丸カンとしての使い勝手が向上しました。

 

 

今回は、内径約1cmの2重カンをオリジナル製作しましたが、もちろん他サイズの2重カンを作ることも可能です。

 

頑丈で使いやすい2重カンの製作をお考えなら、ぜひ杉原産業にご相談ください。

 

 

オリジナル2重カン(段差有り)の製作なら杉原産業にお任せください。