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カテゴリー別アーカイブ: 製作実績

訓練用の丈夫な編み込み紐を製作|専用金具・生産器具も同時開発可能!

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弊社、杉原産業には、以前、絨毯の修理など織物や編み物など繊維製品の扱いに長けたスタッフが在籍しています。

せっかくのスキルが持ち腐れになっており、何か応用できないかと考え、最近は編み込み紐や、紐と金属パーツを組み合わせた商品の生産をはじめました。

 

今回はその1例として、とある国営企業様からのご依頼で購買部で扱う訓練用の紐を製作した事例を紹介します。

◆訓練用の丈夫な編み込み紐を製作

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ご依頼いただいたのは、訓練に使うカーキ色の編み込み紐です。

 

今回の製作では、道具を固定したりする訓練で使用する紐を作りました。

紐の太さや強度、材質、色味などをヒアリングし、打ち合わせを重ねていくことでより要望に応じた設計を行っていきます。

 

このような編み込み紐を作る際に重要なポイントとして「端部の処理」が挙げられます。

 

丈夫な紐でも端っこが切りっぱなしの状態だと、その部分からほつれてしまいます。

 

衣類の場合は結ぶだけの処理も見られますが、靴紐などを想像していただくと硬いプラスチックや金属で固定されていることが多いのではないでしょうか。

 

紐の端部の処理方法チップ加工といって、プラスチックや金属のカバーを巻き付ける加工が多いです。

 

今回はの紐については、様々な加工に対応できる作りですが、耐久性を高めるためお客様と相談しながら、特殊な方法で端部処理を行いました。

 

◆杉原産業では紐だけではなく紐用の金属パーツや紐を生産する道具も製作可能

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弊社の事業を見ていただくと金属製品のみの取り扱いと思われがちですが、お客様からの細かな要望に応えたいという想いで、それ以外のご相談も承っております。

 

今回はスタッフが持つ技術を生かし、紐の生産を行い、お客様のご期待に添うことができました。

 

杉原産業では、今回製作した紐の他にも、靴紐やズボンの裾を縛る紐などの製作にも挑戦していきます。

また、紐については、記事の中でもご紹介したように、両端にほつれ防止のチップ加工が必要なケースがほとんどです。

更に、ものによっては、両端に金属部品がついていたりします。

紐は紐単体として見られる方も多いかもしれませんが、実は金属部品と併用することが多いのです。

 

弊社の得意とする金属加工技術を用いた耐久性の高いチップ加工に加え、用途に合わせた紐の用意も可能です。

予算面などの相談内容によってはオリジナリティのあるチップなども作成可能ですので、ぜひご相談ください。

編み込み紐と端部の金属チップ加工の製作を依頼するなら杉原産業まで!

 

鞄ベルトのバックル用アルミリングを製作|着色アルマイト処理で美しいブルーに

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アパレル関係業者様からのご依頼で、ベルトバックル用のアルミリングを製作した事例です。

 

お問い合わせを受け、詳細をお聞きしたところ、

 

  • 太さは8mm
  • 内径40mm4つ・26mm4つ
  • 色はブルー

 

とのご要望でした。

 

ベルトといっても、革や布部分に空いた穴に金具を差し込んでサイズ調整するものではなく、端部にリングを2つ取り付け、その2つのリングに逆のベルト端部を通してサイズ調整するもののようです。

 

前者のような複雑な形状は求められませんが、シンプルな分、丁寧な仕上がりが求められました。

 

◆今回のベルトバックル用アルミリングの製作のポイント

まずは、8mmの線材を加工していきます。

 

ヨレや捩れがないよう、きれいな円形のリング型に加工し、継ぎ目を整えます。

 

線材をリング状に加工する作業は、弊社がかねてから得意とする分野でしたので、さらに念入りに確認しながら傷などのないように仕上げました。

 

線材表面にアルマイト処理を施し、ご依頼主様が希望する色味を実現

表面には着色アルマイト処理という加工を施しました。

 

その手順は、リングの表面に人工的に酸化被膜と呼ばれる腐食しにくい層を生成し、さらにその層に着色料を染み込ませるというものです。

 

被膜の厚さや染料の濃度や温度、染色時間によって色味が変わりますので、ご希望の色味に合うように調整し再現しております。

 

2種類の大きさを4つつづ製作し、それぞれ均一な形・大きさになるように気をつけました。

 

◆細かな要望にお応えしながらベルトのバックル用アルミリングを作成できた

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お客様のご要望通りのサイズ、カラーのアルミリングを納品し、お喜びいただくことができました。

 

現在、バックルの製造を国内で取り扱っている業者は少なく、さらにこの事例のような細かな要望を実現できるところはわずかです。

 

衣料品に使用する金具は、小さなささくれでも肌や布などの素材を傷める恐れがありますし、傷があるとそもそも売り物にならないですよね。

 

また、こだわりのデザインの場合、細かい部材であっても形や色味をしっかり再現できることが大切かと思われます。

 

杉原産業には、大きい製造所が持つ設備などはありませんが、その分、作業者が持っているアイデアや技量で柔軟に、丁寧に、対応しています。

 

今回のようなアルミリングは、ベルトのバックルだけでなくキーホルダーや衣類以外の装飾品など色々な場面で応用可能です。

 

サイズ違い(12mm線材まで実績あり)や色違いの製作も可能ですので、ぜひ一度、杉原産業までご相談ください!

 

サックス用ネックストラップの金具を製作|楽器に合うオリジナルアクセサリー

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サックス演奏者の方からのご依頼で、ネックストラップの金具を製作した事例です。

 

サックスを首から提げるときに使用するネックストラップが、他の演奏者が使っているものと同じようなデザインなので、自分らしいデザインの金具を取り付けてオリジナリティを出したいとのことでした。

 

ネックストラップの形状を拝見し、ご依頼主様とデザインの打ち合わせを重ね、ひとまず元型となる金具を一つ製作することになりました。

 

◆ネックストラップの太さに合わせた金具を製作

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ネックストラップを拝見し、80㎜x27㎜程度の大きさを想定して製作を開始。

 

中央にロゴマークが配置され、左右の緩い扇状に広がる部分には幾何学的ですこし和の雰囲気のあるパターンをあしらいました。

 

ご依頼主様からはデザイン性以外にも強度も出して欲しいというご要望がありましたので、ストラップを通す部分など細かい部分にも十分な強度を持たせるように設計しました。

 

ストラップの型はロストワックスによる真鍮鋳物で製作します。

 

まず金具の原型をワックス(ロウ)で作り、原型全体をセラミックなどの鋳物砂で覆います。

 

専用の機器で高温の蒸気を当てて中のワックスを溶かし出したあと、残りのセラミック部分を焼成して鋳型が完成しました。

 

ここに真鍮を流し込んで金具を作ることができます。

 

ワックスを削り原型を作る工程が手作業だったためが大変でした。

 

◆サックスのストラップ用オリジナル金具が完成!元型があるので何個でも作成可能

 

今回は真鍮鋳型の元型をつくり、試しに4個金具を作りました。

 

今後、さらにいくつも作るかもしれないとご検討中でした。

 

正式な発注が入り次第、大量生産に進めることが出来る態勢です。

楽器のストラップなど、手放せないアイテムで尚且つ人目に触れるものは、できるだけ自分らしいものを身に付けたいですよね。

 

ただ、そもそもが専門的な商品で、さらにプロが使うものとなると、個性を表現できるほどのバリエーションは少ないかもしれません。

 

そういったときにこの事例のような、オリジナルのアクセサリーを製作して付けてみるのはいかがでしょうか?

 

個人はもちろん、グループ、例えばバンドや楽団でお揃いで作ってみるのもいいかもしれませんよ。

 

杉原産業では、小ロットからでも金属加工のアクセサリーの製作が可能ですので、ぜひ一度ご相談ください。

社章を作るときに知っておきたい5種類の金属加工

社章 デザインイメージ会社の立ち上げや、事業の刷新などに伴い、新たに社章を作る場合、どんなデザイン・素材で作るのがいいか迷われるのではないでしょうか。

 

企業のイメージに関わる重要なアイテムですので、デザインにこだわり高級感を出しつつもコストは抑えたいとお考えの方が多いかと思います。

 

その中でも重要なのが「金属加工」で、どんな方法で作るかによって、コストや仕上がりが変わります。

 

この記事では、社章作りにまつわる情報と、金属加工について紹介するので、ぜひご参考になさってください。

 

◆そもそもどんな社章をつくりたいかが重要

 

先述の通り、社章を作る際にデザイン性にこだわられる方は多いです。

 

あらかじめ、どんな所にこだわりたいかを、はっきりさせておくことが大切。

 

例えば…

 

  • ・複雑なロゴマークを正確に表現したい

  • ・会社のイメージカラーを正確に表現したい

  • ・高級感のある仕上がりにしたい

  • ・裏面にも模様を入れたい

 

など。

 

社章のデザインによっては、特殊な加工方法でしか作れないというケースもあるので、譲れないポイントなどは、依頼前に優先順位なども含めてまとめておき、業者に伝えることがおすすめです。

 

◆社章を作るときの金属加工の種類

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社章を作るときに用いられる金属加工の種類のうち代表的なものを5つ挙げました。

 

  • ・プレス加工

  • ・鋳物

  • ・切削加工

  • ・印刷

  • ・エッチング

 

それぞれの特徴を紹介していきます。

 

★プレス加工

 

全社員分の社章を作る・刷新するなど、大量に作るときにおすすめの方法です。

 

会社のロゴマークなどの金型を作り、地金(社章の素材となる金属)に押し当て、成形します。

 

細かい文字や図形がくっきりと浮かび上がって立体感になるので、高級感のある仕上がりになることが特徴です。

 

地金には様々な金属を使うことができ、さらに表面にメッキ加工をしたり、凹部分に七宝やエポキシ樹脂などで色をつけたりして、バリエーションを出すことも可能です。

 

★鋳物加工

 

不足分を補填したい場合や、役員など数名分のみ作成する場合など、必要な個数が少ないときにおすすめの方法です。

 

社章の鋳型を作成し、溶かした地金を流し込んで固めます。

 

プレス加工同様、様々な金属に対応し、メッキ加工や、凹部分への色付けも可能です。

 

★切削加工

 

さらに急ぎで少数生産を行いたい場合は金属を削って成形する切削加工という手も。

数個だけ作りたい場合、それぞれ全く同じものを作れるのか疑問に思われるかもしれませんが、1つ1つ手作業というわけではないのでご安心を。

 

現在ではプログラミングによって精密な成形が可能なので、形状によっては鋳造(金型)加工と同等かそれ以上の精度での成形が可能です。

 

★印刷

 

ロゴマークなど社章のシルエットの地金を作成し、その表面に印刷を施して完成させる方法です。

 

金属ならではの立体感は出ませんが、カラフルで鮮明な社章のデザインを生かしたいという場合におすすめです。

 

印刷にはシール印刷やシルク印刷、オフセット印刷など様々な手法がありますが、デザインによって再現できる方法が限られてくることもあります。

 

色や仕上がりにこだわるのであれば、しっかりと相談に乗ってくれる業者を選び、施策なども行うことがおすすめです。

 

★エッチング

 

金属の表面を薬品で腐食させて模様を浮かび上がらせる加工方法で、繊細なデザインにおすすめです。

 

逆にくっきりとした凹凸を浮かび上がらせるのは難しいといえます。

 

腐食させた部分に着色することも可能です。

 

◆社章の地金に使用する金属の種類

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前章でも触れたように、社章に使われる金属は様々です。

 

安く済ませたいときはステンレスが多く、加工しやすい真鍮なども使われることが多いです。

 

また、コストはかさみますが、高級感を出すために金や銀などの貴金属が使われるケースもあります。

 

表面のみ別の金属でメッキ加工することも可能で、着色しなくても金属だけで風合いを変えることもできるでしょう。

 

★金属アレルギーにも配慮した社章を

 

直接肌に触れることは少ないとはいえ、社章は首や顔に近い部分に手で取り付けるので、金属アレルギーを気にされる方もいらっしゃるかと思います。

 

金属アレルギーの原因の多くは「ニッケル」ですので、ニッケルが含まれるステンレスなどは避けておいたほうが良いでしょう。

 

ただ、アレルゲンはニッケル以外にもありますので、社員のなかに金属アレルギーの方がいらっしゃることがわかっている場合は、あらかじめ確認しておかれることもおすすめです。

金属アレルギーについて詳しくはこちら

金属アレルギーになりやすい金属素材と4つのアイテム!誰でもできる予防方法を紹介

 

◆留め具の種類

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社章を取り付ける留め具にも種類があります。

 

下記はスーツの襟の穴(フラワーホール)やネクタイに取り付けることを想定した留め具ですが、それ以外にもネクタイピンやブローチピン・クリップなどと組み合わせることも可能です。

 

★タイタック

 

多くの社章に使われる一般的な留め具です。

 

ベアリングの技術が使われた留め具で、真ん中のリング状の部分をずらすことで留め外しができます。

 

簡単な手順で留め外しができるとはいえ、装着時はしっかりとホールドされていて取れにくいという特徴があります。

 

・ミニタイタック

 

タイタックと同じ構造でひとまわりサイズの小さい留め具で、コンパクトなものの方が良いという場合はこちらを選ばれるようです。

 

ただ、針とキャッチのサイズがそれぞれタイタックとは異なり互換性がないことが多く、「留め具だけ変えたい」「社章だけ変えたい」などの場合は注意された方が良いでしょう。

 

★ロータリーネジ

 

ネジ状になった昔ながらの留め具で、しっかりと固定することができます。

 

先端が尖っていないので、フラワーホールなど、もともと穴の空いている部分にしか付けられません。

 

★蝶タック

 

ピンバッジなどにもよく使われている留め具で、キャッチについた2枚の羽根状の部分をつまむことで留め外しができます。

 

作りが簡単で、着脱も容易な分、取れやすいというデメリットがありますが大量生産には向いているでしょう。

 

◆まとめ

 

社章作りにまつわる金属加工の方法やポイントなどについて紹介しましたが、いかがでしたか?

 

会社のイメージを左右するだけでなく、一度作ったら長く使うことが想定されるものですので、納得のいくデザイン・仕上がりの社章ができるといいですね。

 

弊社、杉原産業では社章作りも承っており、細かなご要望にもお応えできますので、ぜひ一度ご相談ください。

金属アレルギーになりやすい金属素材と4つのアイテム!誰でもできる予防方法を紹介

Young man scratching his itchy neck with allergy rash

皆さんは、「金属アレルギー」という言葉を聞いたことがありますか?

 

普段からアクセサリー類を付けている人であれば、割と身近な言葉かもしれません。

金属アレルギーは、金属製のものが肌に長時間触れることで、接触していた部分の肌が赤みを帯びたり、場合によってはかゆくなってしまうことを言います。

 

実は、そんな金属アレルギーが起こりやすいとされている素材やアクセサリー類があることをご存じでしょうか。

本記事では、金属アレルギーが起こりやすいとされている金属素材とアクセサリー類についてまとめてみました。

また、金属アレルギーを起こりにくく出来る予防方法についても紹介していきます。

 

金属アクセサリーが起こりやすい代表的な金属素材pixta_55545433_M

金属アレルギーといっても、すべての金属製品がダメなのかというと、そういうわけではありません。

素材によって金属アレルギーを引き起こしやすいものと、そうでないものがあります。

 

では、まず初めに、金属アレルギーを引き起こしやすいとされている、代表的な金属素材について見ていきましょう。

 

「ニッケル」は最も代表的なアレルゲン!ステンレスにも含まれている

ニッケルと聞いてもいまいちピンとこない方もいるかもしれません。

しかし、ニッケルは「ステンレス」にも含まれている、ポピュラーな金属素材です。

ステンレスは、アクセサリー類はもちろんのこと、食器などの生活用品でもなじみ深く、ニッケルが含まれているステンレス製品が原因でアレルギーになってしまう人も少なくありません。

また、比較的安価な金属製品には、ニッケルが含まれていることが多く、アクセサリーなどであれば肌に触れる可能性が高いため、注意しましょう。

 

最近ではニッケル含有量を少なくしたステンレスもある!

 

上記のように、ステンレスにはニッケルが含まれていることがほとんどです。

しかし、最近ではニッケルの含有量を減らしたステンレスもあります。

 

肌に優しいということもあり、「医療用ステンレス」と呼ばれることがあるようです。

食器類のステンレスの多くは、ニッケルを含まない「クロムステンレス」というものなので、金属アレルギーが気になる方でも安心して使えるでしょう。

 

しかし、ニッケルが含まれないことで加工しにくくなってしまい、その分価格も上がることがあります。

さびやすい金属(卑金属)が含まれる金属製品は避けよう

上記で紹介したニッケルは「卑金属」という、さびやすい金属素材です。

ニッケルの他にも、コバルトや亜鉛などが卑金属に分類され、ニッケル同様にアレルギーを引き起こしやすいとされています。

 

心配な方は、皮膚科でパッチテストを行うのがオススメ

 

皮膚科を取り扱う病院では、アレルギーの原因となる金属を使ったパッチテストを行ってくれることがあります 。

触れても大丈夫な金属素材などが、わかりやすく結果として表れるので、「金属製品全般に心配があるけど、アクセサリーでオシャレをしたい」という方は、一度病院でパッチテストをしてみるのが良いでしょう。

金属アレルギーを起こしやすい4つのアイテム

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ここからは、金属アレルギーを起こしやすいとされているアクセサリーなどのアイテムとして、以下の4つを紹介いたします。

  1. ネックレス
  2. ピアス
  3. 指輪
  4. 腕時計

これらのアイテムは何故、金属アレルギーを引き起こしやすいといわれているのでしょうか?詳しく見ていきましょう。

【1】ネックレス

ネックレスでは、チェーン部分や宝石をはめ込んでいる土台に、金属素材がよく使われています。

肌に長時間触れることが多いため、金属アレルギーを引き起こしやすいのです。

金属アレルギーを引き起こした場合、ネックレスのチェーンが触れていた部分が赤くなってしまったりすることがあります。

 

赤みを帯びるとミミズ腫れのようにも見えてしまい、見栄え的にもあまり良くないので、金属製のアクセサリーがつけられなくなってしまう人もいるようです。

【2】ピアス

ピアス穴をあけたばかりの時期に、金属製のピアスを付けると、血液や体内に細かい金属の成分が触れてしまい、金属アレルギーを引き起こしやすくなってしまいます。

 

ピアスだけでなく、金属製のものが傷口に触れてしまうのは、アレルギーを引き起こしやすくする原因になるので、避けるようにしましょう。

 

【3】指輪

指輪は、ネックレスと同様に長時間肌に触れており、かつ密着しているのでかぶれてしまったりすることがあります。

結婚指輪などが代表的な例で、数日間あるいは数週間、数か月にわたって身につけるものなので、気づかないうちに金属アレルギーになっていたという人も少なくないようです。

 

ステンレス製のものはなるべく避けるようにして、貴金属を使用しているものを身につけることをオススメします。

【4】腕時計

金属製の腕時計の場合、指輪やネックレスと同様に長時間肌に触れているものなので、定期的にお手入れをするか、金属製でない木製のものにするのが良いでしょう。

さびにくいものでも、ニッケルやコバルトが含まれていた場合には、金属アレルギーを引き起こしてしまう可能性が高いです。

そのため、安価で購入する際には、使用されている素材を見るのがいいかと思います。

 

紹介した4つの共通点として「汗をかきやすい部分に長時間触れること」が挙げられる

今回金属アレルギーを引き起こしやすい4つのアイテムを紹介しましたが、いずれのものにも当てはまるのが、「汗をかきやすい部分に長時間触れること」です。

実は、金属アレルギーを起こす最大の原因として、金属イオンと汗や皮脂などが化学反応を起こしてしまうことだと言われています。

 

身につける頻度が高いものであれば、部品の隙間などについてそのままになった皮脂と金属が反応してしまい、時間が経ってから金属アレルギーになってしまうこともあるようです。

なので、いずれにせよ、定期的なメンテナンスや買い替えなどは考えた方がいいでしょう。

誰でもできる!金属アレルギーの予防方法

「身につけるものだと、金属アレルギーになるのは時間の問題」と、心配な方に、金属アレルギーになりにくくするために出来ることを紹介いたします。

 

いずれも、お家で誰でも出来ることなので、是非試してみてください。

 【予防方法その1】重曹や中性洗剤で洗う

重曹や中性洗剤は、金属の表面についた油分を浮かして取る効果が期待できます。

なので、中性洗剤や重曹を入れたお湯に10分ほどつけておき、水気を軽く拭きとって、よく乾燥させれば皮脂などを簡単に取ることが出来るのです。

 

あまり強くこすったりすると、金属表面の塗装などが剥げてしまい、さびやすくなったり、金属アレルギーを引き起こす可能性が上がることも考えられるので、洗う際の取り扱いには気を付けましょう。

 

【予防方法その2】ニッケルフリーのアクセサリーを身につける

最近では、金属アレルギーの方に配慮したニッケルフリーのアクセサリーを専門にするアクセサリーショップなどもあります。

いわゆる、先ほど紹介した「医療用ステンレス」や「クロムステンレス」を用いたものなので、金属アレルギーが心配な方でも、安心して使えるものになっています。

 

杉原産業でも以前、ピアス用のニッケルフリーワイヤーを受注生産したことがあり、今後徐々にそういった肌に優しいアクセサリーも増えてくるのではないかと考えられます。

「ニッケルフリーのアクセサリーを作ってみたい」「今の腕時計のベルトだと肌がかぶれてしまう」とお悩みの方は、以下の記事も参考にしてみてください。

【関連記事】

⇒ ニッケルフリーのアクセサリー用金属ワイヤーを製作した事例

 

金属アレルギーを予防して、アクセサリーをもっと楽しもう

今回、金属アレルギーを引き起こしやすい金属素材と4つのアイテム、さらに金属アレルギーを予防する方法について紹介いたしました。

最近、杉原産業でも金属製のアクセサリーやメタルチャームなどの製作依頼で、個人や企業問わず相談に来られる方が増えてきています。

大量生産で安価に仕上げたいという要望も多くいただきますが、やはり、身につけるものです。

今後金属アレルギーというものが、メディアで大きく取り上げられることも考えられますので、それに備えてニッケルフリーのアクセサリーを今から作っておくのもオススメです!

 

杉原産業では、使用する素材などの細かな要望にもお応えしておりますので、検討中の方は是非一度「杉原産業」まで、ご相談ください!

ニッケルフリーのアクセサリー用金属ワイヤーを製作した事例

皆さんは、ピアス・ネックレスなどのアクセサリーを購入する際、素材表示を見たことがありますか?

 

購入したアクセサリーにニッケルやパラジウム、銅などが使用されていた場合、人によっては「金属アレルギー」を引き起こします。

肌とアクセサリーが触れていた部分が赤みを帯びてしまったり、痒くなる原因となりますので、金属製のアクセサリーを選ぶ際には必ず確認した方が良いのです。

 

今回は、「金属アレルギー」を引き起こしやすい素材である「ニッケル」を使わない、アクセサリー用の金属ワイヤーを製作した事例を紹介します。

 

ニッケルは金属製品の定番素材!しかし、アレルギーの原因になることもある

ニッケルという名前の金属自体、あまりなじみがないと思われる方もいるかもしれませんが、実はニッケルは、今や多くの金属製品に使われている「ステンレス」を作るうえでは欠かせないものなのです。

 

しかし、汗や皮脂と反応してしまい、アクセサリーの場合アレルギーの原因になったり、タンブラーなどの場合ですと、独特の金属臭さを感じる原因にもなってしまいます。

ステンレスの金属臭さを何とかしたい場合の対策方法を詳しく紹介した記事を公開しておりますので、気になる方はそちらも読んでみてくださいね。

ステンレスが金属臭い…。金属臭の原因と家でもできる対策方法を紹介

 

ニッケルフリーの金属ワイヤーを製作した事例

 

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今回、そんな「金属アレルギーの原因になりやすい」といわれているニッケルを一切使わない「ニッケルフリー」という手法で、ピアス用の金属ワイヤーを製作した事例を紹介いたします。

 

◆「ニッケルフリーのピアスが作りたい」とのご要望

 

今回の金属ワイヤー製作依頼にあたり、「ニッケルフリーのピアスが作りたい」という要望をいただきました。

ピアスはアクセサリーの中でも、より高確率で金属アレルギーを引き起こすといわれています。

そのため、ニッケルフリーのピアスやアクセサリーを作りたいと考えている方も少なくないようです。

 

◆ニッケルを使わない代わりに、メッキ加工でサビにくさを実現

 

ニッケルフリーということは、ステンレスに比べてサビやすくなってしまいます。

そのため、メッキ加工を施して「サビにくさ」を実現しました。

 

ただし、長期間使っているとメッキが剥がれ、そこからサビが進行してしまうこともあります。

金属アレルギーを引き起こさないというメリット故のデメリットもあるのです。

 

◆細かな作業になるため、すべて手作業でおこなった

 

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今回、細い金属のワイヤーをピアス用に加工するため、切断面を丸くしています。

機械作業ではどうしてもできないほど細かい作業になるので、すべての切断面を手作業で丸く加工しました。

 

まとめ:金属製作のプロだからこそできる提案がある

今回、ニッケルフリーのピアス用金属ワイヤーを製作しました。

金属アクセサリーの製作依頼でニッケルフリーを希望される方は、最近では少なくありません。

 

ただニッケルフリーにするだけであれば、そう難しいことではありません。

しかし、ニッケルフリーにすることで起こるデメリットへの対策方法などを提案することは、金属加工を長年続けてきた「杉原産業ならではの強み」と言えるでしょう。

 

杉原産業では、「一見難しいと思えるような製作でも、まずは挑戦する」という姿勢をもって臨みます。

「ほかの製作所では請け負ってもらえない」「質の高い金属製品を大量生産したい」とお考えの方は、是非一度「杉原産業」までご相談ください!

スポーツ用品の「差し込み式ボールロックピン」を忠実に再現・製作した事例

皆さんは、「ロックピン」というものをご存じでしょうか?

 

「ロックピン」とは、テニスのボールバスケットやトレーニング器具などのスポーツ用品に使われている固定用金具のことです。

比較的小さいものなので、長年使っていることで破損したり、紛失してしまうなど、使用するうえでの悩み事は尽きません。

 

しかも、多くの場合は数本がワンセットになっており、「一本だけ予備が欲しいな…」と思っても、完全に同じものが単品で販売されていなかったりするので、なかなか手に入りづらいものです。

 

今回は、そんな「ロックピン」を忠実に再現・製作した事例を紹介いたします。

「紛失した、または壊れてしまった。」「いざという時のために予備を持っておきたい。」という方は、参考にしてみてくださいね。

「完全に同じものを作ってほしい」とご要望があった

今回のご依頼主様は、とある学校のアメフト部の方でした。

「長年使用していた器具のロックピンが壊れてしまったので、同じものを作ってほしい」とのご要望でした。

完全に同じものに仕上げるためには、かなり精密な技術が要求されるので、今回のご依頼主様は「予算内で頼めるところがなかなか見つからず…」と、困り果てたご様子でした。

 

壊れたロックピンを郵送いただき、それを元に、製作することとしました。

ロックピン製作時の注意点:狂いの無いサイズに仕上げる必要があった

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今回制作したロックピンは、アメフト用品で使う差し込み式のロックピンです。

球状部分の内側にはスプリング(バネ)が入っており、差し込むことで「カチッ」と鳴って、カエシ状になるので、しっかりと固定することができます。

 

差し込み用の穴より大きいと入りませんし、逆に細いとしっかり固定できなくなってしまうので、寸分の狂いなく仕上げる必要がありました。

 

また、球状部分に入っているスプリング(バネ)が強すぎると、取り外しに影響が出ますし、弱すぎると今度は簡単に外れてしまい、固定具として頼りなくなってしまいます。

 鉄とステンレスを切削してロックピンを製作した

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今回は、元のロックピンでも使用されていた「鉄」を使用して棒状部分を製作し、球状部分と2重カン部分には、耐食性(サビにくさ)・耐久性(頑丈さ)に優れる「ステンレス」を使用しました。

 

球状の部品がとスプリング(バネ)が入っている可動部分は、サビてしまうと押し込みにくくなったり、壊れてしまう原因にもなってしまいますので、サビに強い素材を使う必要がありました。

 

◆「切削」での製作により、ローコストかつ素早い納品を実現した

製作方法は、金属を削って形を作っていく「切削」という技法を用いています。

完成品よりも大きな金属を削るので、素材にロスが出てしまい、コストがかかってしまうようにも思えます。

しかし、実は一点物などの場合は、金型を製作するよりも費用が抑えられ、物によっては納期も短くなるという特徴があります。

 

まとめ:納品の先のことまでを考えて製作することが杉原産業のモットー

今回製作した「ロックピン」は、頻繁に取り付け・取り外しをするものですので、どうしても破損の可能性は高くなってしまいます。

そのため、納品後もより長く使ってもらえるように、耐食性・耐久性のあるステンレスを使用するなど、素材選びの部分にも工夫を施しています。

 

そのほか、短納期・ローコストを実現するために製作の手法を考えたりと、製作全体を通して、ご依頼主様の要望を取り入れつつ、最高の仕上がりにするにはどうしたらいいのかを考えて取り組んでいます。

このように、杉原産業では「納品して終わり」ではなく、「納品後も、より長く使っていただけるような工夫を最大限取り入れること」を考えています。

 

「信頼できる金属加工業者を探している」「請け負ってくれる業者がなかなか見つからない」、そんな方は是非一度、「杉原産業」までご相談ください!

 

3つの代表的な金属加工方法とそれぞれの違いとは?杉原産業での製作事例と併せて解説

皆さんは、金属製品を製作するとき、その製作物によって加工方法が異なることをご存じでしょうか?

「溶接」「研削」など、金属加工を行っている製作所では、加工する素材や性質に合わせて、加工方法を使い分けています。

 

それぞれの金属加工方法に強み・弱みがあるので、これから金属加工での製作を考えられている方は、知っておいて損はないかと思います。

そこで今回は、金属加工をする上での代表的な加工方法と、各加工方法にはどんな違いがあるのかについて紹介します。

また、各加工方法を用いた、杉原産業での製作事例に関してもいくつか紹介いたしますので、ご検討されている方は一度参考にしてみてください。

3つの代表的な金属加工方法と杉原産業での製作事例

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ここからは、製作所で用いられている代表的な金属加工方法と、杉原産業での製作実績を紹介いたします。

代表的な金属加工方法としては、以下の3つがあります。

 

  1. 1.金属を熱で溶かして繋げる「溶接加工」
  2. 2.金属を削って成形する「切削加工」
  3. 3.型に溶融した金属を流し込む「鋳造(金型)加工」

 

これら4つについて、詳しく見ていきましょう。

【1】金属を熱で溶かして繋げる「溶接加工」

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「溶接加工」は、100年以上前から使われている技術で、現在でも多くの製作所で用いられており、機械部品や金属パーツを組み立てたり、接合させる必要がある場合において必要とされている金属加工方法です。

 

「溶接加工」というと、マスクをつけ、バーナーのようなものを持って溶接している光景を思い浮かべる方もいるのではないでしょうか。

しかし、溶接加工は「アーク溶接」「ガス溶接」など、さらに細かい分類があり、この分類によっても使う機器が異なります。

 

なので、今回は、溶接加工全体で見たときのメリットとデメリットを紹介いたします。

 

◆溶接加工のメリットは「金属同士の密着性が高く、強度があること」

溶接加工は、金属に熱を加えて溶かし、溶けた部分が冷えて固まることで接合するという仕組みです。

金属同士をしっかりと接合することができるので、高い強度で仕上げることが可能です。

 

◆デメリットは「作業者の熟練度が顕著に表れること」

溶接加工は多くの場合、機械加工ではなく手作業で行います。

なので、作業者の熟練度によっては、理想の仕上がりや品質にならないことがあります。

しかし、製作所の多くは、日ごろから金属加工による製作を請け負っているため、低品質なものができることはあまり考えられませんが、念のため、その製作所での製作実績は見ておいた方が良いでしょう。

 

◆杉原産業での溶接加工技術を用いた製作事例

特殊な形状のモニュメント、制作事例画像③

杉原産業では、溶接加工技術を用いた特殊な製作物の事例があります。

結婚式で使うモニュメントを製作した事例です。

こちらは形状が特殊で、溶接の順序などにもかなり工夫した事例です。

【製作事例記事】

⇒ ホテルの結婚式で使う特殊なモニュメントを制作した事例

 

【2】金属を削って成形する「切削加工」

切削

切削加工は、切削用の機器を用いて金属を削り、成形していく加工方法です。

『「鋳造(金型)」「切削」のどちらにするか。』

金属を加工して製作物を作る際、この2つのうち、どちらを選ぶかで大きな違いが出るとも言われています。

では、切削加工にはどのようなメリット・デメリットがあるのかを見ていきましょう。

 

◆切削加工のメリットは「小ロットであれば、短納期でコストを安くできること」

切削加工は、金属を削って成形するので少ない数での発注に向いているといえます。

成形の精度に関しても、現在ではプログラミングによって精密な成形が可能なので、形状によっては鋳造(金型)加工と同等かそれ以上の精度での成形が可能です。

 

◆デメリットは「大量生産に向かないこと」

鋳造(金型)加工との決定的な違いは、この部分にあります。

切削加工の場合ですと、大きな金属の塊を削り取って加工するため、どうしても材料費などが余分にかかってしまうことなどが考えられます。

なので、大量生産をするとなった場合には、鋳造(金型)加工よりもコストが高くなってしまうという特徴があります。

 

◆杉原産業での切削加工技術を用いた製作事例

ペンチ くぼみ

杉原産業では、作り出すことだけでなく、既製品をより使いやすいように改良することも承っております。

例えば、下記の事例では、留め金具をしっかりと締められるよう、既製品のペンチを切削して、オリジナルのペンチに仕上げました。

切削加工は、このような1点物の製作において、その良さをいかんなく発揮してくれます

【製作事例記事】

⇒ 使いやすいオリジナル工具の加工・製作事例~ペンチとカッター~

 

【3】型に溶融した金属を流し込む「鋳造(金型)加工」

SANYO DIGITAL CAMERA

鋳造加工は、金型加工とも呼ばれる金属加工方法で、上記で紹介した切削加工と対をなす加工方法です。

型と呼ばれる溝に金属を流し込んで作る加工方法で、大量生産に向いています。

鋳造加工には、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。

詳しく見ていきましょう。

 

◆鋳造(金型)加工のメリットは「型があれば、大量生産ができること」

鋳造(金型)加工のメリットとしましては、やはり「大量生産ができること」ではないでしょうか。

忠実に同じ形状のものを作る場合ですと、型を作るための見本が必要になりますが、裏を返せば、綺麗な見本品があれば、大量生産が可能ということです。

また、切削加工と違い、溶かした金属を流し込んで成形するので、大量生産をする場合にはローコストでの生産が可能です。

 

◆デメリットは「型に設計ミスがあった場合に取り返しがつかない」

鋳造(金型)加工のデメリットとしましては、型を作る際に何かしらの設計ミスがあり、そのまま大量生産してしまった場合、取り返しがつかなくなってしまいます。

基本的にはサンプルを一つ作り、確認をしてもらってから生産工程に移るので、起こりにくいはずですが、可能性は0ではありませんので、十分に気を付けましょう。

 

◆杉原産業で鋳造(金型)加工技術を用いた製作事例

カメラの部品完成

杉原産業では、以前、鋳造(金型)加工技術を用いて、1点物の製作をした際に、その製作物を見本にして型を作り、以降同じ依頼があった際にローコストで対応できるようにすることがあります。

ものによっては「予備をたくさん持っておきたい」と希望される方もいるので、ご要望に合わせた対応も行っています。

【製作事例記事】

⇒ 廃盤部品の製作事例まとめ | 小ロットや1点物の修理先が無い時は杉原産業にお任せ

 

以上が、代表的な金属加工方法とそのメリット・デメリットです。

このほかにも数多くの金属加工方法があり、それぞれ違った強みを持っていますので、幅広く対応してもらえるような製作所を探すことが大切です。

 

まとめ:作りたいものに合わせた最良の加工方法を提案してくれる製作所を探そう!

作りたい製作物によっては、「この製作物の大量生産は厳しいです」と断られてしまう可能性があります。

実際、杉原産業には、「ほかの製作所で断られてしまって、どうしようか悩んでいます」というお悩みを持って相談に来られる方も多いです。

 

杉原産業では、長年の経験とノウハウでそんな「ほかの製作所では、匙を投げてしまうお悩み」でも、解決できるかもしれません。

杉原産業ならではの提案も行っておりますので、お気軽に相談ください!

 

幅広く対応してくれる金属加工業者をお探しなら、杉原産業まで!

ホテルの結婚式で使う特殊なモニュメントを制作した事例

特殊な形状のモニュメント、制作事例画像①

今回の制作事例は、ホテルの結婚式で使用される特殊な形状のモニュメントです。

形状が特殊なので、制作方法や手順などの面で、かなり高度な技術を要求される事例でした。

 

今回の制作のポイント

特殊な形状のモニュメント、制作事例画像②

今回のポイントは、「ホテルの結婚式で使用するモニュメント」であるという点です。

普段、かなり繊細な構造の物などの製作を受けることも少なくありませんが、こういった一点ものの製作物の場合、その製作方法も一筋縄ではいかないことが多いです。

 

今回のご依頼では、「ウエディングケーキの台座なので傾いたりすることがないようにしたい」とのご要望もありましたので、かなり高度な技術が求められているのだと、ヒアリングの段階で感じました。

 

ご依頼主の方は、「他の製作所ではなかなか受けてもらえない」とお悩みのようでした。

一点ものの製作や、今回のように特殊な製作物の場合、製作コストや製作自体の難易度の高さから断っている製作所も多く、杉原産業には、そういったお悩みを持った方が来られることも多いです。

 

◆型枠を使っての製作はできないので、溶接して作っていく

特殊な形状のモニュメント、制作事例画像③

今回の製作物は形状が特殊なので、型枠に金属を流し込む方法は使えません。

なので、金属の角材を溶接していく方法をとりました。

 

しかし、溶接をするにしても通常の方法では、溶接部が曲がってしまったりすることが考えられます。

なので今回は、どのようにしてこの金属の角材を固定するか、という点でも、工夫する必要がありました。

まとめ:一点ものや特殊な製作実績が多いからこそ、柔軟な対応力を発揮できる

特殊な製作物ですと「設計図がない」「仕上がりが想定できない」という点などから、他の製作所ではなかなか請け負ってもらえないことが多いようです。

杉原産業では、今回のような一点ものの製作や、廃盤になって今はもう売っていない部品などの再現などのご依頼も多く承っております。

 

中でも、ネジや小型の金属部品など、精度の高い技術が求められる製作依頼が多く、納品後には「また頼みたい」というお声も頂くことが多いです。

普段から、そういった特殊な製作物のご依頼を多くいただいており、日々の製作の中でも「杉原産業ならではの工夫」を取り入れることを考えて製作にあたっています。

他の製作所では難しい案件でも取り扱うことが可能となっているからこそ、仕上がりも高品質で満足いただけているのだと思います。

 

「他の製作所では、なかなか請け負ってもらえない」「どうしてもこだわりたい点がある」といったお悩みを持たれている方は、ぜひ一度、杉原産業までお問い合わせください。

プラスチックボタンを豪華に装飾しよう!ボタンの装飾用リングを大量生産した事例

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今回、お客様からのご依頼で、プラスチックボタンを装飾するためのリングを製作いたしました。

「ボタンの溝に、金属のリングで装飾することで、市販のボタンではなかなか出せない『高級感』を出したい。」とのご要望を頂きました。

 

今回の制作のポイント

今回制作したリングは小さなボタンを装飾するためのもので、ボタン表面の溝にうまくはまるような構造にする必要がありました。

その点で、様々な工夫を施してあります。

 

バネ状にすることで、様々な大きさの溝にもフィットするようにした

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バネ状の構造にした点が今回の制作における大きなポイントです。

 

両側から押すと、リングの直径が小さくなる仕組みになっています。

小さくしたままボタンの溝にはめ込むと、溝の大きさに合わせてリングが広がり、ぴったりの大きさになります。

 

バネ状にすることによって、多様な大きさのボタンに対応させることが可能となりました。

お客様自身も、ボタンの大きさに合わせていろいろなサイズのリングを製作する手間がなくなります。

 

メッキ加工で「装飾性」「耐食性」も大幅アップ

もう一つのポイントは「メッキ加工を施した点」です。

 

通常の金属ではなかなか出せない色味を出し「装飾性」をアップさせることができます。

更に、メッキ加工によって「金属の薄い被膜を張る」ことで、「耐食性(さびや腐食から守る効果)」を高めることもできます。

 

ボタンそのものにメッキ加工を施して装飾することもありますが、それだとどうしても安っぽくなってしまいます。

また、ボタンは外気に触れやすいものなので、さびに強くする必要があります。

 

そのため、今回のリング制作にあたり、メッキ加工は欠かせませんでした。

 

まとめ:どこでも出来ることでも「杉原産業ならではの工夫」を取り入れます

今回の事例だけでなく、杉原産業では「お客様の理想を如何にして叶えるか」という部分を念頭に、「杉原産業ならではの工夫」を取り入れ、高品質でオリジナリティのある制作を心がけています。

お客様の理想はもちろんのこと、予算面などでも丁寧なヒアリングの下で、「この予算内でどこまでできるか」を追求します。

 

杉原産業をご利用いただいた方から「頼んでよかった!また次もお願いしたい!」との声を頂くことも少なくありません。

 

「難しくて他の金属加工製作所ではなかなか受けてもらえない」「理想の仕上がりを叶えてくれる金属加工製作所を探している」そんなお悩みを抱えている方は、是非一度杉原産業まで、お問い合わせください!