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カテゴリー別アーカイブ: 製作実績

磁気ネックレスのつなぎ目のパーツをステンレスで製作した事例

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スポーツネックレスのつなぎ目の金属パーツをステンレス素材で製作した事例を紹介します。

スポーツネックレスに使用する20mmのつなぎ目のパーツを製作

今回、企業様からスポーツネックレスをつなぎとめるための金属パーツをステンレスで製作して欲しいというご依頼をいただきました。

大きさや素材などの仕様はお客様からご指定がありましたので、その仕様通りに製作をしました。

パーツは中の磁石が取れない内部構造に

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既製品のスポーツネックレスには中の磁石が取れやすいものがあります。

しかし、今回製作したパーツでは、中にある磁石が取れない構造にしました。

細かな仕様などは残念ながら企業秘密により、公開することはできませんが、当社ではこのように商品性能を向上させることが可能です。

複数種類の金属パーツを1ヵ月で製作

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今回は、一種類のパーツだけでなく別の種類のパーツも製作しました。

ご注文いただきお客様に納品した期間はおよそ1ヵ月でした。

このように当社は製作したい商品の一部のパーツの製作を承ることが可能です。

パーツ製作でお悩みの方は杉原産業までご連絡ください。

直径22mmの小さなアクセサリーパーツをステンレスで製作

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アクセサリーなどを製造されている企業様から、アクセサリーパーツを作って欲しいというご依頼を受けて、製作した事例です。

ステンレスでダブル9ピンを製作して欲しいという依頼

両端に穴がある9ピンを製作して欲しいということで、大きさや太さなどの仕様についてご指定をいただきました。ご要望通り、ステンレス素材で直径22㎜、太さ約1mmのダブル9ピンを製作いたしました。

穴の直径とステンレス素材の太さはわずか1mm程度

ご依頼いただいたパーツの穴の直径は1mmです。この1mmの小さな穴を作るために、芯を通して真ん中に穴を製作しました。折れてしまいやすいという特徴があるため、技術を要します。また、両端の穴のカーブを描くことも難しい部分でした。

アクセサリーパーツの大量生産も可能

このように小さなアクセサリーパーツは、似たような商品はあるかもしれませんが、既製品としてなかなか販売されていません。

大量に必要な場合は、技術を持つメーカーに別注することになります。

杉原産業では、小さなパーツの大量生産が可能です。 試作から行うこともできますので、調達にお悩みの方は杉原産業までご相談ください。

サージカルステンレス316Lで料理の盛り付け器具を製作

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弊社のサイトをご覧になられた料理人の方から、「サラダを盛り付けるための器具を、サージカルステンレス316Lで作って欲しい」というご依頼をいただき、100個ほど製作しました。

 

サージカルステンレス316Lでアレルギー対応の盛り付け器具を製作

 

今回のご依頼は、写真のようなサラダを盛り付けるための器具をサージカルステンレス316Lを使って製作するという内容でした。

サージカルは医療用の、ステンレスは錆びないということを意味し、サージカルステンレス316Lは、中でも最高級の素材でアレルギー反応が起きにくいという特徴があります。

このサージカルステンレス316Lは、医療用にも使われますし、アクセサリーなどにも使用されます。

誰でも安心して飲食できる素材で、デザインにこだわった器具を製作しました。

 

特殊な溶接でサージカルステンレス316Lを加工

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製作は素材を曲げて、溶接するということがメインになります。

しかし、見た目以上に行う作業は難しいです。

直線になった素材で円を描き、それらを組み合わせて特殊な溶接加工を行います。立体になったときのそれぞれの円のサイズ感を合わせること、素材同士の接着を離れすぎないようにすることがポイントでした。

 

1ヵ月ほどでおよそ100個を製作

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非常に難しい作業でしたが、約1ヵ月かけて100個ほど生産しました。

お客様は、出来上がったものをご覧になって「こんなに良いものができるとは思っていなかった。いろいろな会社さんにあたりましたが、杉原産業さんに頼んで良かった」と喜ばれていました。

杉原産業では特殊な加工を必要とする器具を製作することが可能です。

最高級の素材を使用して、デザインにこったものを製作したいというお客様は、一度杉原産業までお問い合わせください。

透かし玉をシルバー925で製作 | いぶしを行って商品が引き立つ工夫も

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アクセサリー関係の事業者様から、試作品として透かし玉をシルバー925で作りたいというご依頼をいただき、数個ほど製作した事例を紹介します。

 

アクセサリーに使われる透かし玉をシルバー925で製作

 

透かし玉は、イヤリングやネックレスなどアクセサリーに使われています。中が空洞になっていて、様々な模様が表現されています。

今回は、シルバー925を使って10mm程度の大きさの透かし玉を数個ほど試作で製作しました。

シルバー925は、シルバーと呼ばれているアクセサリーに使用される素材のことです。925は銀がどれくらい含まれているかを表しており、92.5%のシルバーが使われていることを示しています。

残りは他の金属を混ぜることで、柔らかいシルバーの強度を高めています。

 

透かし玉の製作。いぶして表面にアクセントをつける

 

透かしの技術は難しいです。企業によってはこの工程がネックになることもあります。

詳しい製作方法は企業秘密のため、ご紹介することは難しいですが、サンプルがありましたので、サンプルのデザインを参考にしながら加工をしました。

仕上がりについては、炭でいぶすことで、コントラストを作り模様がより引き立つようにしました。

 

透かし玉の量産が決定。ご相談はお気軽に

 

こちらの試作品の製作には、1ヵ月程度の期間を費やしました。

お客様に試作品を見ていただき、気に入っていただけましたので、本番で量産体制に入ることになりました。

試作品では透かし玉の上にあるリングが斜めになっていますが、本番では模様と合わせて縦になるようにして、デザインも変えて製作を行います。

杉原産業ではアクセサリー関連の部品を製作することが可能です。

まずは試作をして、その後、大量に生産したいというお客様は、お気軽に杉原産業にご相談ください

タッチペン(surfaceペン)の替え芯をステンレス製で製作

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今回は「タブレット(マイクロオフィスのSurface)用のタッチペンの替え芯をステンレス製で製作できないか」とのご依頼がありました。 お客様がお持ちのタッチペンの先は、黒の樹脂のものでしたが、それをステンレスに変えたいとのことでした。

 ステンレスのペン先は耐久性が高い

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芯が黒色の物が従来の替芯で、シルバー色の物が今回製作したステンレス製の替芯となります。 タッチペンの多くは、樹脂で作られていますが、樹脂は摩擦に弱いため、使っている間に摩耗されていきます。 一方、ステンレスであれば摩耗しないため、1本で10~20年使い続けることができます。

元のタッチペンの先端から設計し、NC加工して製作

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製作工程としては、お客様にお持ちのタッチペンをお借りして、どれくらいの太さでどんな形になっているのかを細かく図り、設計しました。 長いペン先の先端部分は丸くなっている形状をしています。 ペンにペン先をさしてつかうものなので、細すぎてもはまらず、太すぎても入らないため、しっかり設計しました。 pensaki (2)

そのあと、設計通りNC加工を行いました。 NC加工とは、数値制御(NC)による機械の加工方法で、数値制御をしていることから簡単に正確な大きさ・形のものを削り出すことができるのが特徴です。

お客様からの喜びの声

お客様からは「頼んでよかったです!するするとペン先が走るので使いやすいです。思った通りの出来上がりでした。ありがとうございました。」とのお声をいただきました。   ステンレス製のペン先のタッチペンも市販でありますが、デザインや握り心地が気に入らないということがあるでしょう。 特注であれば、自分のお気に入りのデザイン・握り心地のタッチペンの芯をステンレスに変えることが出来ますよ。 杉原産業では、このように特注のタッチペンの替え芯を作りたい!というご要望にもお応えできます。 是非ご相談ください。

サムブラウンベルト(幅7cm)のバックルを特注で製作

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今回は「もう生産されていないサムブラウンベルトのバックルを1つ作ってほしい」という依頼があり、製作した事例です。

 

サムブラウンベルトとは

 

サムブラウンベルト

 

サムブラウンベルトとは、写真のように肩から腰に掛けて斜めのストラップを付けることで、幅の広いウエストベルトを安定するように作られたベルトのこと。

主に軍隊や警察の制服に装着され、刀や拳銃を携帯するために使われます。

 

19世紀ごろ、英植民地インドに従軍していたイギリス軍のサム・ブラウンが考案したとされていて、「サムブラウン」と略されることも多いです。

 

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今回作ったのは、ウエストベルトのバックル。

写真では上に一般的な太さのベルトを並べているので、こちらのバックルがいかに大きいか分かると思います。

 

サムブラウンベルトのバックルの作り方(製作工程)

 

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今回は、サムブラウンベルトの写真や資料などを見て、お客様がお持ちの幅のあるベルトに合わせるようにして設計しました。

そして、金属の塊を機械で、設計図通りに削っていくことでこちらのバックルは完成しました。

 

素材は高級感があって、長く光沢を楽しめる真鍮を選択。

真鍮はさびに強く、クリームなどを用いてしっかり手入れをすれば酸化も防止できます。

重厚感があるので、本格的なベルトのバックルは真鍮が使われていることが多いです。

 

お客様からの喜びの声

 

お客様からは「世界で1つの特注のサムブラウンベルトが出来て嬉しいです!できるか不安で相談してみましたが、依頼してよかったです!」と喜びのお声をいただきました。

 

杉原産業では、サムブラウンベルトのように、手に入りにくいレア物のベルトのバックルなども特注することが出来ます。

ぜひ、ベルトのバックルを特注する際は杉原産業にご相談ください。

 

感染症対策のための抗菌コップを製作|抗菌効果と製造工程を紹介

 

抗菌コップ

 

今回は、新型コロナウイルス感染症対策も考慮して、飲食店でも使える抗菌加工のコップを作って欲しいという依頼が有りました。

抗菌コップの製造方法は2種類

抗菌コップの製造方法は2種類あります。

  1. 1.抗菌性のある原料でコップを製作する方法

  2. 2.製品の表面にコーティングする方法

1.抗菌性のある原料でコップを製作する方法

 

抗菌コップのイメージ

※画像はイメージ

 

銀や銅などの金属には、元々抗菌性があるので、銀や銅でコップを作れば、抗菌コップが出来上がります。

プラスチックの場合も、溶かした樹脂に抗菌剤を混ぜ込み、それを固めてコップを作ることが出来ます。

このように抗菌性のある原料でコップを作れば、抗菌性は半永久的に持続します。

一方で、抗菌性のある原料自体が高額なため、コップも高価になってしまいます。

2.製品の表面にコーティングする方法

 

抗菌スプレー

※画像はイメージ

 

もう一つは、すでに出来上がったコップの表面に抗菌剤をコーティングする方法です。

この場合は、長年使っていくと抗菌性は少しずつ落ちて行ってしまいますが、その分安く作ることが出来ます。

 

今回は、「2.製品の表面にコーティングする方法」で抗菌コップを作りました。

今回のような場合は、デザインが気に入っているお好きなコップをお持ち込みいただくことで、どんな製品であっても比較的安価で抗菌コップに仕上げられるというメリットがあります。

抗菌コップの加工工程

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 お客様からお持ちいただいたコップに、噴射式の機械で抗菌成分を吹きました。

抗菌成分はただ吹き付ければいいというわけではなく、均等に吹き付ける必要があります。

均等になっていないと、その部分から抗菌成分が剥がれていき、抗菌性能が落ちて行ってしまうからです。

 

その後、窯でコップに熱を加えて、密着させていきました。

いくつかコップの種類があったので、コップの素材によって、加える熱の温度は微妙に調整させました。

温度が高すぎるとコップが変形してしたり、破損したりする恐れがありますし、低すぎると抗菌成分の密着が甘くなってしまうからです。

今回は温度調整をしたことで、しっかりと形も変わらないまま、抗菌剤がきれいにコーティングされたコップに仕上がりました。

抗菌とは?殺菌・滅菌・除菌との効果の違い

菌やウイルスへの対策グッズは色々ありますが、製品によって「抗菌」「滅菌」「消毒」「除菌」などと使われている文句が違います。その違いはご存知でしょうか?

今回製造した「抗菌コップ」の「抗菌」の意味を知るためにも、この4つの言葉の意味を紹介します。

抗菌とは

抗菌とは「菌の増殖を抑制すること」

つまり、菌が住みにくい環境をあらかじめ作っておくことで、菌がついてしまっても、それ以上に増えないようにする加工のことです。

後で説明する、殺菌・滅菌と違って菌を殺すわけではないというのがポイントです。

殺菌とは

殺菌とは「特定の菌を殺すこと」

菌の種類の数は問わず、菌の数が減れば殺菌ということができます。

医薬品・医薬部外品に使える表現で、市販薬や薬用せっけんのパッケージに書かれていることが多いです。

除菌とは

除菌とは、「菌を取り除くこと」

殺菌することも除菌には含まれますが、医薬品・医薬部外品以外では「殺菌」と書けない決まりがあるので、この表現が使われます。アルコールスプレー、食器用洗剤、ウエットティッシュなどに書かれていることが多いです。

滅菌とは

滅菌とは「あらゆる菌を殺菌すること」

とても強力ですが、世の中に存在する菌の中には良い働きをする菌もいるので、良い菌まで殺してしまうというデメリットもあります。

病院で使われる医療器具等は、滅菌が必要とされます。

 

菌やウイルス対策には抗菌製品をこまめに除菌することが有効

飲食店のコップなどの食器は、こまめに洗浄やスプレーすることで除菌することが必須です。

ただ、食器も傷ついたり、長年使い続けていると細かな傷が出来て、普通に対策していても、通常よりも除菌効果が落ちてきてしまう可能性もあります。

そこで、抗菌製品を使えば、元々菌が住みにくい環境が出来上がっているので、抗菌製品×除菌で清潔な状態を保ちやすくなります。

お手持ちの食器・コップなどに抗菌加工するなら杉原産業へ

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新型コロナウイルスの影響もあり、今まで以上に食器や持ち物を清潔にする需要が高まっています。

杉原産業では、今回のようにお手持ちの食器やコップを持ち込んで、抗菌加工することが出来ます。

抗菌加工に興味がある方は、ぜひお問い合わせくださいませ。

オリジナルの金属チャーム(ティーカップ型)をオーダーしていただいた事例

金属製オリジナルチャーム

今回は、フリーマーケットなどでアクセサリーを売っている作家の方から「ネックレスを作りたいので、その金属チャームをオーダーしたい」というご依頼がありました。

他の業者では作れず困っていたところを、弊社を以前にご利用いただいたお客様からご紹介いただき、ご相談頂いたということでした。

 

金属チャームのオーダーから納品までの流れ

  1. 1.お客様が書いた手書きのスケッチを元に設計し、型を製作

  2. 2.型に金属を流し込んで成形し、サンプルを確認してもらう

  3. 3.実際の商品を製作

 

1.お客様が書いた手書きのスケッチを元に設計し、型を製作

金属製オリジナルチャームのスケッチ

 

お客様がお持ちいただいた手書きのスケッチを元に、設計し型を作っていきました。

こちらのティーカップには底に穴が開いていて、ソーサ―部分にチェーンが付けられるようにしたいというオーダーでした。

 

今回のオーダーで一番難しかったのは、このスケッチから型を作る工程でした。

お客様も大体のイメージで描いたということもあり、弊社の担当もスケッチを見て、これが実際にどんなものになるのかという想像がしにくく、立体に起こすのに苦労しました。

 

2.型に金属を流し込んで成形し、サンプルを確認してもらう

金属製オリジナルチャーム

型が出来たら金属を流し込んで成形しました。

今回は、お客様がイメージする見た目から真鍮で作ってほしいとご依頼いただきました。

ただ、サンプルを作ってみたところ、「重いので軽くしてほしいです」という注文をいただき、弊社からアルミでの製作を提案し、実際にはアルミで作ることにしました。

3.実際の商品を製作

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アルミでのサンプルも気に入っていただけたので、発注していただいた個数を製作し、納品しました。

今回は設計やイメージのすり合わせに時間がかかったこともあり、お問い合わせから納品まで3か月ほどで完了しました。

 

「手描きのスケッチでこんな素敵なチャームがオーダー出来ると思わなかった」と喜びの声

お客様からは「こんな上手ではない、手描きのイメージ図のスケッチから、こんな素敵な金属チャームが作れると思いませんでした。ありがとうございました!」と喜びの声をいただきました。

今回は、正直スケッチをいただいた時点で、弊社も出来上がりがイメージしづらかったので不安がありましたが、「どうしてもこれが作りたい」というお客様の熱望にお答えできて安心しました。

 

出来上がったチャームはお客様の手でペイントされて、最終的にはこのような作品になりました。

オリジナルの金属チャーム(ティーカップ型)

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杉原産業では小ロットから、オリジナルチャームをオーダーメイド出来ます。

ぜひ、オリジナルの金属チャームを作るなら杉原産業にご相談くださいませ。

バッグのショルダー部分を和服の装飾に使う人工パールで製作

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今回ご紹介する事例は、「ショルダーストラップ」を人工パールで製作した事例です。

人工パールで1,100mmのショッピングバッグのショルダーを製作

既にお取引のあった金具などの部材を扱っているお客様が、弊社の商品事例をサイトでご覧になり、ご注文をいただきました。

今回のご注文内容は、人工パールを使って長さ1,100mmのショルダー部分を130個ほど製作するというものでした。

浴衣や着物に使うパーツをショルダー部分に応用

お客様がお持ちいただいた人工パールは、もともと着物や浴衣のアクセサリーに利用するものです。

その人工パールを使って、弊社でショッピングバッグのショルダーにするためにワイヤーを通す作業を行いました。

このような人工パールでショッピングバッグのショルダーを100個ほど製作するということは、他の業者では受け入れてもらうことが難しいですが、杉原産業では状況に合わせて対応することが可能です。

今回、ご注文いただいた130個は約2週間ほどで完成し、納品させていただきました。

和服の装飾品を製作するなら杉原産業にご連絡を

ご紹介した人工パールの事例の他にも、弊社では和服の装飾品を製作することが可能です。

また、この事例で取り扱った、人工パールの大きさは10mmでしたが、これより小さなサイズも取り扱っています。

他の業者では取り扱ってもらえない金具パーツや雑貨の製作は、ぜひ杉原産業までご相談ください。

ハルトマンジャケットをモチーフにした特注バックルを小ロット(150個)で製作

お客様からハルトマンジャケットをモチーフにバックルを作ってほしいと依頼

ファッションデザイン関係の会社のお客様から、「ドイツ空軍が使っていたハルトマンジャケットをモチーフにレザージャケットを作っているが、バックルを作れませんか?」という相談を受けました。

ハルトマンジャケットとは、1940年代にドイツ空軍が使っていたレザージャケットで、胴体の裾部分(ウエスト)にベルトがついており、バックルで留めることが出来ます。

今回は大量生産ではなく、小ロット(100個くらい)で作りたいということもあり、なかなか相談できるところがなかったため、弊社にお問い合わせを頂いたということでした。

ハルトマンジャケット風バックルの製作工程

今回のバックルは、以下の工程で製作しました。

  1. 1.写真を見て設計書を作った
  2. 2.設計書を元に型を作って真鍮・アルミ・スズでサンプルを作った
  3. 3.お客様に確認していたいて、サンプルから発注商品を選んでいただいた
  4. 4.アルミ(ジュラルミン)で150個のバックルを製作し、納品

1.写真を見て設計書を作った

真鍮のバックル

今回のお客様は、設計書などがなく「こういうイメージのものを作りたい」という参考写真しかなかったため、写真をもとに設計書を作りました。

ハルトマンジャケットのバックルは、ジャケットのウエスト部分に使われており、金属同士をカチャっとはめて留めるタイプのバックルです。

少しでもずれると使い物にならないので、今回は特に丁寧に設計をしました。

 

2.設計書を元に型を作って真鍮・アルミ・スズでサンプルを作った

設計書を元に、型を作り、そこに金属を流し込んでサンプルを作りました。

◆真鍮

真鍮でできたバックル

真鍮でできたバックル
重さ:58g

真鍮は重みがあって、見た目にも重厚感と高級感が出るのが特徴です。

使えば使うほど味わいが出てくるため、経年変化を楽しみたい人に人気です。

 

◆アルミ

アルミでできたバックル

アルミで作ったバックル
重さ:14.5g

アルミは、ご存知の通り1円玉にも使われている軽い金属です。

真鍮と比べると、4分の1の軽さで作ることが出来ました。

ただ、今回はアルミの中でも「ジュラルミン」という純アルミニウムに添加元素を加えて強化したものを使ったため、軽いですが、比較的丈夫なものとなりました。

 

◆スズ

スズで作ったバックル

スズで作ったバックル
重さ:46.3g

スズは、真鍮よりも軽く、アルミより重くさびにくい金属です。

さびにくいため、美しい光沢を長期間にわたって持ちつづけるという特性があり、古くから装飾品に使われてきました。

 

3.お客様に確認していたいて、サンプルから発注商品を選んでいただいた

出来たサンプルをお客様にお渡したところ、軽いという点を気に入っていただきアルミ(ジュラルミン)でバックルを作ることに決定しました。

 4.アルミ(ジュラルミン)で150個のバックルを製作し、納品

アルミでできたバックル

最終的には、こちらの製品を150個納品いたしました。

最初にご相談いただいてからサンプルお渡しまで1か月、全部合わせて2か月で納品いたしました。

小ロットでバックルなどの金具を作るなら杉原産業へ

今回は、すでに生産停止している古い形のレザージャケット「ハルトマンジャケット」をモチーフにバックルを製作いたしました。

こういったバックルは、正確に作らないとうまくはまらず、使い物にはなりません。しっかりと設計をしたうえで、製造し、大量生産する前にサンプルで実際のはまり方を確認することをお勧めします。

特定の商品をモチーフに同じような金具を作りたい、オリジナルで小ロットで金具を作りたいというときは、ぜひ杉原産業にご相談くださいませ。